開会式に小池百合子・東京都知事、180クラブ611選手が参加…2019年東京都知事杯全国中学選抜選手権・第1日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

（文・撮影＝東京都レスリング協会）

開会式であいさつする小池百合子・東京都知事

　東京都知事杯第10回全国中学選抜選手権が11月23日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内競技場で、全国から180クラブ611選手が参加して開幕しました。

　今年度は節目の10回大会で、大会名誉会長を務める小池百合子・東京都知事が開会式に出席し、「2020東京オリンピックのレスリング競技では、皆さんの応援で一つでも多くのメダルが取れるよう声援を送ってください。そして、その後のパリとロサンゼルス・オリンピックに向けて精進してください」とあいさつ。都知事杯の返還を受けた後、選手宣誓を松浪健四郎・大会会長とともに受けました。

　松浪会長は「レスリングは世界最古のスポーツです。そのスポーツを仲間とともに大いに楽しんでいただきたい。そして、心身ともに鍛えて社会に羽ばたいてほしい」とあいさつ。

来賓としてあいさつする日本協会・福田富昭会長

　来賓の福田富昭・日本協会会長は「隣の駒沢体育館は昭和39年に東京オリンピックでレスリングが行われた会場。ここで試合ができることを誇りに思うとともに、高校・大学と進学してもレスリングを続けていただきたい」と選手を鼓舞しました。

　開会式の最後には、第４回大会から「弾丸タックル」のイラストを無償で提供いただく漫画家の佐藤由幸先生と、第１回大会から審判長を務める森下敏清・審判長に功労賞として記念の盾が送られました。

　初日は大きなけがもなく、各階級ベスト８まで行われた。24日の最終日は、熱戦を勝ち抜いた選手たちにより、準々決勝からスタートします。

《各階級トーナメント表》