世界レスリング連盟(UWW)は11月1日、2028年ロサンゼルス・オリンピックに向けたランキング・ポイントのシステム変更を発表。ランキング大会の順位による獲得ポイント(順位ポイント)が大陸選手権の倍となり、ロサンゼルス・オリンピックの出場枠獲得レースにおいてランキング大会のウエートが大きくなる。
これまでは順位ポイントに出場選手数に応じたポイントが加えられたが、今後は順位ポイントに、勝利した試合数によるポイントが加わる。
世界選手権優勝は40,000点で、ランキング大会優勝は20,000点、大陸選手権優勝は10,000点。ここに勝利した試合数によるポイント(世界選手権は1試合2,000点、ランキング大会は1試合1,000点、大陸選手権は1試合500点)が加わる。
| 優勝ポイント | 勝利ポイント(1試合あたり) | 参加ポイント | |
| 世界選手権 | 40,000点 | 2,000点 | 250点 |
| ランキング大会 | 20,000点 | 1,000点 | 150点 |
| 大陸選手権 | 10,000点 | 500点 | 75点 |
他に、選手数が8名未満の階級では、順位ポイントが50%削減。1選手しかエントリーがなかった階級は、順位では優勝になるが、参加ポイントのみの付与となる。
世界選手権とランキング大会では11位以下、大陸選手権では7位以下で、順位ポイントを獲得するには少なくとも1試合に勝利する必要がある。したがって、大陸選手権で組み合わせがよく、1回戦と敗者復活戦に連敗しながら8位になったとしても、その場合の順位ポイントは「0点」になるなどの変更が加えられた。
また、ロサンゼルス・オリンピックの第2次予選であるランキングポイントによる出場枠(各階級3選手)は、下記7大会のうち上位5大会の結果(順位ではなく獲得ポイント)の合計の多寡で決定されることになった。
2027年のランキング大会の開催地も11月3日に発表され、クロアチア、米国、モンゴルで行われることが発表された。第1戦は当初の予定から期日が変更され、下記の通りとなった。
– 2027年 ランキングシリーズ3大会
(1)2月1~7日(クロアチア・ザグレブ)
(2)5月31日~6月6日(米国・コーラルビル)
(3)7月19日~25日(モンゴル・ウランバートル)
– 2027年 大陸選手権(アジア選手権は3月30日~4月4日:候補=ヨルダン)
– 2027年 世界選手権(9月11~19日、米国)
– 2028年 ランキングシリーズ1大会(1月17~23日:候補=クロアチア、エジプト)
– 2028年 大陸選手権(3月6~12日:場所未定)