(2026年10月31日、カザフスタン・アスタナ)
■男子フリースタイル74kg級・青柳善の輔(クリナップ=準決勝で2年前の世界選手権70kg級決勝で敗れた地元のカルパノフに1-4で黒星。3位決定戦へ)「惜しかったですね。(試合終了間際に仕掛けたステップアウトについて)出したと思ったけど、(自分の頭が先に出ていたと判断されたら)もうどうしようもない。コンディションはよくて、差しとかも効いていた。『タックル以外の技でとろう』と思っていたけど、仕方ないですね。前回と同じ展開で逃げられました。
違う展開といえば、相手はこちらの指を折るつもりで闘っていた。そういう流れになってしまうと、点を取れなくなるのが課題です。(最初にトライした反り投げについて)実は2年前、反り投げを失敗して負けているんです。(それでも仕掛けるという)メンタルが強いところを見せたくて、イチかバチかで仕掛けました。リスクがあることも分かっていました。前回よりは自分が危なくならないように気をつけながら仕掛けました。
(完全にアウェイの中での闘いだった)いや、カザフスタンの選手とは仲がいいので、こちらが勝っても、たぶんワーッという声援が起こっていたと思います」
■男子フリースタイル57kg級・小川大和(日体大=準々決勝でアゼルバイジャンの選手に2-12で敗北)「(第2ピリオド、相手に大量得点を許したことについて)自分の組み手を妥協したことに尽きます。差された状態で、向こうの動きに対応できたと思ったけど、相手は得意な動きをしてきました。試合前は、日本のレスリング、つまり自分が一番強いと思っている組み手で攻めれば、絶対勝てると思っていたのですが…。
(初戦で愛知・名古屋アジア大会の3位決定戦で敗れた相手にリベンジしたことについて)調子がよかったし、その選手が今回の出場選手の中にいるからには、『リベンジしたい』と思っていました。しっかり達成できてよかったけど、(準々決勝の)アゼルバイジャン選手との一戦が悔しい。あらためて、世界にはまだまだ強い選手がいることを感じました。こんなところで負けていたら、オリンピックという目標につながらない。もっと練習して、また(この舞台に)帰ってきます」
■男子フリースタイル70kg級・冨山悠真(自衛隊=敗者復活戦でモルドバの選手にテクニカルスペリオリティで敗北)「実力不足ですね。(厚いサポーターに覆われた左ひざの具合について)昨日の試合でやってしまいました。今日の相手に、自分の強みを出せたらと思っていたけど、何もできなかった。
(大会全体を振り返って)トップの選手とは実力が全然違うと思った。そういう選手たちと対戦できたことはよかった。もっと自分の強みを伸ばしていきたい。自分にとっては初のシニアの世界選手権だったけど、すごくいい経験ができました。次につなげたい」
■男子フリースタイル92kg級・金澤空大(早大=初戦でバーレーン選手に5-13で敗北)「出発直前に、大学で同期のガレダギ(79kg級)がけがで出られないことになり、自分一人でも頑張ろうと思いましたが、自分のレベルはまだまだ低かった。失礼な言い方かもしれないけど、勝てる可能性のある相手でした。でも、取り切れなかった。自分のレベルの低さを感じました。
自分はスキルがあるわけではないので、頑張るしかない。とにかく最後まで諦めずに追い続ける。追う展開が多いけど、そこは自分の強み。もつれたところで、もう少しついていけたら展開も少しは変わっていたのかなと思います。シニアの世界選手権なので、弱い選手は少ないと思っていたので、組み合わせは気にしていなかった」