2026.10.30

【2026年世界選手権・特集】ファイナル進出選手の声(吉田アラシ、原田渚)

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(2026年10月29日、カザフスタン・アスタナ / 取材=布施鋼治)


 ■男子フリースタイル97kg級・吉田アラシ(三恵海運=準決勝で、アジア選手権に続いてパリ・オリンピック王者アフメド・タジュディノフを撃破)「(準決勝は)途中で負けるかと思いました。(アンクルホールドで)回されているとき、どうしようかなと考えていた。痛くはなかったけど、うまさは感じました。そのあと、うまく相手の体に乗れてフォールまでもっていけた感じです。運がよかった。どういうふうにフォールまでもっていったかは、よく覚えていないけど、ローリングの防御の練習はしていました。練習していたことが試合で出た感じですね。

 (初戦のヤズダニチャラティ戦について)やっぱり強かったですね。体が柔らかくて押し切れないところがあったけど、最後は勝ててよかった。(勝因は)差しを警戒して、差させなかったところだと思います。そこで、逆に自分が取り切ることができました。(最後の相手陣営のチャレンジは)レフェリーは自分に2点でしたけど、自分はポイントが取れていないという感じでした(笑)。喜んでいいのか、喜ばない方がいいのか複雑な状況でした。(映像を見て)ラスト0.1秒でバックを取っていたので、理解できました」


 ■女子55㎏級・原田渚(育英大=準々決勝で昨年の世界王者を破るも、準決勝で米国のハイデッカーに惜敗)「準決勝では、自分らしい攻めで点を取ることができなかった。(長身で懐の深い)相手の力に圧倒されてしまいました。がぶられたところで、くぐりにいこうと考えたけど、力で押さえられてしまった。それで、くぐりに行くことができなくて(涙声に)。

 (翌日に)3位決定戦があるので、そのときは自分の技を出せるように頑張りたい。(世界王者オ・キョンリョンを破ったことについて)柳川美麿先生から『自信を持って闘いにいけ』と言われ、勝てたことはすごい力になりました」