2026.10.30

【2026年世界選手権・特集】健闘選手の声(山口夏月、田南部魁星)

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(2026年10月29日、カザフスタン・アスタナ / 取材=布施鋼治)


 ■女子59kg級・山口夏月(自衛隊=初戦でアゼルバイジャンの選手に敗退)「第1ピリオドの最初はいいペースかな、と思ったけど、後半、両足タックルに入られてから相手のペースにのまれ、相手のフェイントにびびってしまった。タックルに入れても取り切れなかったり、返されたりしてしまった。ふだんのタックルの処理の課題が試合に出てしまった感じがします。(特にタックル返しを決められて試合が動いたことについて)自分は攻めて点数をとるタイプ。タックルを返されてから思い切ってタックルに行けなくなってしまった。

 (U23世界選手権で銅メダルを獲得したあとの世界選手権出場だったことについて)U23も金メダルを目指していたので、すごく悔しかった。その悔しさをばねに、この大会に臨んだつもりだったけど、1回戦で負けてしまい、ふがいない。U23世界選手権でも別のアゼルバイジャンの選手に負けてしまった。今回の相手は、試合映像を見て、飛び込みのタックルがあることも分かっていたけど、それを防ぎ切れなかった」


 ■男子フリースタイル65kg級・田南部魁星(ミキハウス=グレコローマンに続いてフリースタイルに参戦したが、初戦敗退)「前半は自分の思い通りの動きになったけど、後半になって少し楽をしようという部分が出て、そこから足を取られたり押し出されたりしてしまった。そういうところを直さないと、上の人たちには勝てないことを実感しました。

 (第2ピリオド開始早々、いい流れを作ったことについて)始まった瞬間に一発取りに行こうと思っていました。2点を取ったとき、『自分の流れだ』という感じだったけど、それから相手にいいところばかり取らせてしまった。自分が守り一辺倒になって同じことばかりやっていたので、そこを狙われた感じがします。(世界のトップクラスの選手と)そこまで大きな違いは感じないけれど、気持ちの面で負けたのかな、と思います。自分が弱気とか、そういうわけではなかったんですけど…。グラウンドもあまり考えないでいきました。それも良くなかった。これからは、もう少し考えようと思います」