2026.10.20NEW

【新刊紹介】レスリングを探求する~科学と現場が導き出す「答えのない競技」の解剖図鑑(著:伊藤奨)

 なぜ、あのタックルは決まるのか。なぜ、レスリングは6分間であれほど体力を消耗するのか。現場では長いあいだ、その答えが「センス」「根性」「長年の勘」という言葉で片づけられてきた。その感覚を、科学の言葉に置き換えていく一冊が出版された。

 執筆者は、早大時代に主将を務めた伊藤奨さん。早大大学院へ進んでレスリングの研究により組み、修士課程修了後は福岡大学レスリング部でヘッドコーチと監督を務めた。現在は南山大学で教鞭をとり、レスリングと柔道の研究を続けている。

《目次・試し読み・推薦の言葉ほか》

 《Amazonで発売中》紙の本 2,500円/Kindle版 1,250円。公式LINEでは読者特典・お知らせもお届けします。登録は無料・いつでも解除できます。


推薦の言葉

■須﨑優衣(キッツ)「20年間レスリングをやって来たのですが、感覚で理解していた部分や考えたことなかったことまで細かく言語化されていたので、この本を読んでよりレスリングを深く理解する事ができました。レスリングに興味ある方や、強くなりたい選手、また指導者や保護者の方々にお勧めしたいです!」

■山﨑弥十朗(総合格闘家/TRIBE TOKYO MMA)「身体知(身体感覚や経験を通じて身につく知性)を多分に含む競技だからこそ、冷静に分析することの意義を読み解くことができます。感覚を感覚で終わらせたくない方はご一読をお勧めいたします。」

■ 有元伸悟(Wrestling Platform 代表)「今までの指導者が感覚や経験で伝えてきたことを科学的な側面から後押しと気づきを与えてくれる最高の一冊!!」


執筆者より

 ■伊藤奨「この本は、現場で重要とされている経験的な知見に対して、論文に書かれている科学的な知見を関連させていくことで、よりレスリングの面白さ、楽しさを理解してもらうための一冊です。

 選手として、コーチとして、研究者として、十数年レスリングを見続けてきて、それでもわからないことの方が多い、というのが正直なところです。だからこそ、わかっていることとわかっていないことの輪郭を、できるだけ正確に書きたいと思いました。

 読み終えたあとに「考える材料が少しでも増えた」と感じてもらえれば、書き手としてそれ以上のことはありません」

【略歴】1996年3月生まれ/長崎県島原市出身。長崎・島原高~早大。2013年アジア・カデット選手権3位、2015年全日本学生選手権3位、2016年東日本学生選手権優勝など。早大大学院~福岡大を経て、現在は南山大学講師としてレスリングを研究。

▲昨年12月の天皇杯全日本選手権では、会場内での「レスリングサイエンスハブ」にて研究成果を発表(加工しています)