2026年アジア大会レスリング競技最終日は10月3日、愛知・名古屋市稲永スポーツセンターで男子フリースタイル3階級、女子2階級が行われ、女子53kg級の清岡もえ(ALSOK)が優勝、男子フリースタイル74kg級の青柳善の輔(クリナップ)が銀メダル、同97kg級の吉田アラシ(三恵海運)と女子57kg級の藤波朱理(レスター)が銅メダルを手にした。
男子フリースタイル57kg級の小川大和(日体大)は3位決定戦で敗れ、5位に終わった。
清岡もえは、1回戦から韓国、タジキスタン、モンゴルの選手を相手に無失点のテクニカルスペリオリティで3連勝。決勝で2023年アジア大会銅メダル・昨年の世界選手権3位のアンティム・パンガル(インド)と対戦し、一進一退の攻防のあと、終盤、清岡が攻勢をかけ、最後は9-1のスコアで勝った。
清岡は2025年2月のランキング大会第2戦(アルバニア)で優勝したあと、国際大会の優勝から見離されていたが、5大会ぶりに金メダルを手にした。
青柳善の輔はインドネシアとタジキスタンの選手を破ったあと、4月のアジア選手権で勝っているオロゾベク・トクトマンベトフ(キルギス)も破り、3試合連続の無失点のテクニカルスペリオリティ勝ちで決勝へ。決勝で、アジア大会2連覇を目指すユネス・エマミチョウゲイ(イラン)に一時はリードしたが、最後は5-9とされ、4月のアジア選手権に続く優勝はならなかった。国際大会のメダル獲得は14大会連続となった。
吉田アラシはカンボジアとカザフスタンの選手を破ったあと、準決勝で4月のアジア選手権決勝で破った昨年の世界選手権2位のアミラリ・アザルピラ(イラン)に3-4で黒星。3位決定戦に回り、シャトリク・ヘメリャエフ(トルクメニスタン)にテクニカルスペリオリティで快勝。銅メダルを手にした。国際大会では6大会連続のメダル獲得。
藤波朱理は1回戦のフラン・バトフヤギーン(モンゴル)戦であわやフォール負けのピンチを迎えたが乗り切り、逆転勝ち。2回戦も2025年アジア選手権62kg級優勝のマニシャ(インド)に勝ったが、準決勝で昨年の世界選手権2位のソン・イルシム(北朝鮮)に先制され、ペースをつかめないまま0-10とされたところでフォール負けを喫した。
国内外の連勝記録は「155」でストップしたが、3位決定戦でベトナム選手をテクニカルスペリオリティで破り、銅メダルを引き寄せた。
小川大和は1回戦で2024年パリ・オリンピックと昨年の世界選手権でともに3位のグロミョン・アブデュラエフ(ウズベキスタン)を破ったが、2回戦で2024年パリ・オリンピック銅メダルのアマン・セフラワト(インド)に黒星。同選手が決勝に進んだことで敗者復活戦に回り、カザフスタン選手を破って3位決定戦へ。しかし、タジキスタン選手に敗れてメダルを逃した。
男子フリースタイルは、金メダルはなく、「銀2・銅2」を獲得。メダルの数は前回大会の「金1・銀1・銅1」を上回った。表彰はないが、世界レスリング連盟(UWW)の基準に準ずる国別対抗得点は84点をマークし、イラン(110点)に次いで2位。前回大会の3位を上回った。
女子は「金5・銅1」を獲得。前回大会の「金3・銀1・銅1」を上回った。国別対抗得点は140点で、中国(100点)に大差をつけてトップを守った。
各選手の成績は下記の通り。
【57kg級】小川大和(日体大) 5位=21選手出場《ブラケット》
3決戦 ●[1-1]Beloliubskii, Aiaal(タジキスタン)
敗復戦 ○[6-0]Aitanov, Nurdanat(カザフスタン)
2回戦 ●[VSU、4:27=9-20]Aman, Sehrawat(インド)
1回戦 ○[4-2]Abdullaev, Gulomyon(ウズベキスタン)
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【74kg級】青柳善の輔(クリナップ) 2位=14選手出場《ブラケット》
決 勝 ●[5-9]Emamichoughuei, Younes Aliakbar(イラン)
準決勝 ○[VSU、0:46=10-0]Toktomambetov, Orozbek(キルギス)
2回戦 ○[VSU、0:30=10-0]Rassadin, Viktor(タジキスタン)
1回戦 ○[VSU、1:58=10-0]Ilhaza, Gilang(インドネシア)
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【97kg級】吉田アラシ(三恵海運) 3位=14選手出場《ブラケット》
3決戦 ○[VSU、3:54=12-1]Hemelyayev, Shatlyk(トルクメニスタン)
準決勝 ●[3-4]Azarpira, Amirali Hamid(イラン)
2回戦 ○[VSU、4:55=11-1]Aitmukhan, Rizabek(カザフスタン)
1回戦 ○[フォール、1:20=10-0]Heng, Rottha(カンボジア)
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《国別対抗得点》=表彰なし
[1]イラン 110点、[2]日本 84点、[3]インド 81点、[4]カザフスタン 65点、[5]タジキスタン 50点、[6]中国 47点、[7]ウズベキスタン 42点、[8]キルギス 39点
【53kg級】清岡もえ(ALSOK) 優勝=11選手出場《ブラケット》
決 勝 ○[9-1]Antim, Panghal(インド)
準決勝 ○[VSU、5:23=12-0]Bayanmunkh, Otgontuya(モンゴル)
2回戦 ○[VSU、1:52=10-0]Shakarshoeva, Vatansulkton(タジキスタン)
1回戦 ○[VSU、1:52=12-0]Park, Seoyoung(韓国)
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【57kg級】藤波朱理(レスター) 3位=14選手出場《ブラケット》
3決戦 ○[フォール、1:25=10-0]Nguyen, Thi Mi Trang(ベトナム)
準決勝 ●[フォール、3:52=0-10]Son, Il Sim(北朝鮮)
2回戦 ○[3-0]Manisha, Bhanwala(インド)
1回戦 ○[VSU、4:07=16-5]Batkhuyag, Khulan(モンゴル)
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《国別対抗得点》=表彰なし
[1]日本 140点、[2]中国 100点、[3]北朝鮮 88点、[4]カザフスタン 74点、[5]インド 62点、[6]モンゴル 58点、[7]ウズベキスタン 36点、[8]韓国 32点