《写真集》 ※台湾コーチのインタビューも予定
愛知・名古屋アジア大会に出場する台湾の4選手(女子のみ)が9月21日、若い世代の選手とともに来日。岐阜・中津川市の東美濃ふれあいセンターで事前合宿に入った。27日まで同地で練習し、そのあと選手村に入って30日からの大会に備える。
来日したのは、アジア大会代表のほか、U15世代の8選手(女子7・男子1)、U17世代の6選手(女子5・男子1)、U20世代の8選手(女子のみ)とコーチングスタッフ8人の計34人。
岐阜県のレスリングを盛り上げるため、丸山充信・岐阜県レスリング協会会長が3月に台湾を訪問。台湾政府から大綬景星勲章を授与された古屋圭司・衆議院議員の尽力もあって、中津川受け入れが決まった。
同市は、2021年東京オリンピック前にも米国選手が直前合宿を実施。米国は金メダル3個を含む9個のメダルを獲得。東側が不参加だった1984年ロサンゼルス大会を除いて最多のメダル獲得数だった。
丸山会長は「今回の台湾チームも、アジア大会での好成績を期待したい。若手選手も多く来日しているので、2028年ロサンゼルス・オリンピックと2032年ブリスベン・オリンピックを目指しての飛躍を願います」と話した。
台湾の陳振煜コーチは、これまでにも至学館大や日体大、育英大などに選手を連れて来日したことがあり、日本の強さは十分に承知している。「日本選手は気持ちが強い。見習いたい」と話し、これまでアジア大会のメダル獲得がない同国に(最高は4位)、初のメダルを目指して頑張ることを誓った。
22日夜には、中津川市長をはじめ、県議会議員、市議会議員、体育関係者も参加しての歓迎会が行われた。米国が事前合宿したときはコロナ禍の最中で、歓迎に制限があっただけに、市をあげての歓迎に丸山会長も感無量の表情。「今後も台湾と中津川市の交流、岐阜県チームと台湾チームの交流を活発に行いたい」とあいさつした。
練習会場は、2012年岐阜国体レスリング競技が行われた体育館。1週間借り切るのは、中津川市と丸山会長の太いパイプによるものだが、4面マットを有効に活用するため、国民スポーツ大会(10月12~15日、青森・八戸市)に向けての同県の男女代表選手による合宿練習も行われた。
女子選手は主に台湾選手と練習。地元中津川の出身で、昨年のU20世界選手権優勝の小川凜佳(中津川ジュニア~岐阜・中京高~育英大)がアジア大会代表選手と練習するシーンなどが展開された。
23日は、練習の合間を使って岐阜県民スポーツ大会レスリング競技を実施。最終日の午前は観客席を一般公開し、地元の人たちに台湾チームを応援してもらい、レスリングに親しみを持ってもらう予定。