2026.09.15NEW

【2026年アジア大会・展望(10)】尾﨑野乃香(慶大OG)とキム・オクジュ(北朝鮮)の争いか…女子62kg級

 2026年アジア大会(9月30日~10月3日、名古屋市稲永スポーツセンター)の各階級の見どころをさぐってみた。(9月2日発表のエントリーによります。最終エントリーで選手が交代する可能性があります)


日本選手団

《クリック》


大会スケジュール(各日1回戦~決勝/試合開始=10:30、18:00)

9月30日(水)男子グレコローマン67・87・130kg級・女子68kg級
10月1日(木)男子グレコローマン60・77・97kg級・女子62kg級
10月2日(金)男子フリースタイル65・86・125kg級・女子50・76kg級
10月3日(土)男子フリースタイル57・74・97kg級・女子53・57kg級


女子62kg級・展望(10月1日)

 今年のランキング大会第1戦(クロアチア)とアジア選手権を制した尾﨑野乃香(慶大OG)が、昨年の世界選手権2位のキム・オクジュ(北朝鮮)と優勝を争うか。

 キム・オクジュは、昨年のアジア選手権で尾﨑にフォール勝ちしながら、決勝でマニシャ・バンワラ(インド=今大会は57kg級にエントリー)に7-8で敗れて2位。世界選手権決勝では元木咲良を相手にいったんは勝ちと判定されたが、ビデオチェックの結果、勝敗が逆になった。アジア一、世界一を目前にしながら手が届かなかった屈辱をはね返せるか。

▲オリンピック・チャンピオンの元木咲良を“破り”、数分間だけ世界チャンピオンだったキム・オクジュ(北朝鮮)。無情の逆転判定の悔しさを晴らせるか=2025年世界選手権

 尾﨑は今年4月のアジア選手権決勝で、前回のアジア大会決勝で惜敗したムン・ヒョンギョン(北朝鮮)に圧勝して優勝した。北朝鮮の選手を相手にしたリベンジ劇を再現できるか。尾﨑が第3シード、キム・オクジュは第1シードが予想されるので、対戦するとしたら決勝となる(注=最終エントリーで選手交代があり、シード順が変更される場合があります)。

 第2シードは、アジア選手権は不調だったが、ランキング大会第4戦(ハンガリー)2位のマンシ・アハワト(インド)。前回のアジア大会は57kg級に出場して5位。階級を上げ、そこそこの成績は出しているが、尾﨑や北朝鮮ほど華々しい成績はない。

 2023年に59kg級で世界チャンピオンに輝いているザン・キ(張琪=中国)は、今年のアジア選手権はこの階級で3位だが、尾﨑には完敗している。

 優勝となると、尾﨑とキム・オクジュに絞られるのではないか。

▲2025年アジア選手権でキム・オクジュ(北朝鮮)に屈した尾﨑野乃香(慶大OG)。リベンジへ挑む=UWWサイトより


アジア大会・歴代優勝選手と日本選手成績

男子フリースタイル男子グレコローマン女 子


2026年アジア選手権・日本選手成績

 【62kg級】尾﨑野乃香(慶大OG)   優勝=11選手出場
決 勝 ○[VSU、2:14=10-0]Mun, Hyon-Gyong(北朝鮮)
準決勝 ○[フォール、1:55=8-0]Sabirova, Nigina(ウズベキスタン)
2回戦 ○[VSU、2:36=10-0]Zhang, Qi(中国)
1回戦  BYE


エントリー選手=14選手エントリー

尾崎野乃香(日本)
Kim, Ok Ju(北朝鮮)=2025年世界選手権2位
Zhang, Qi(中国)=2026年アジア選手権3位
Bilimbek Kyzy, Kalmira(キルギス)=2026年アジア選手権3位
Togtokh, Altjin(モンゴル)=2026年アジア選手権59kg級3位
Mansi, Ahawat(インド)=2026年ランキング大会第4戦2位
Chea, Kanha(カンボジア)
Kuznetsova, Irina(カザフスタン)
Jo, Sub-Een(韓国)
Chand, Sushila(ネパール)
Carpio, Arian Geralin(フィリピン)
Mayali, Aylah Mohammed(パレスチナ)
Hsin-ping PAI(台湾)
Miyasar KUSHMURATOVA(ウズベキスタン)