第2のアミート・エロル(米国)が誕生するか-。8月16日(日)からスロバキア・ブラティスラバで行われる2026年U20世界選手権で、女子50kg級に18歳(2008年4月8日生まれ)で出場する米国代表のモーガン・ターナーが注目を集めている。
2023・25年のU17世界選手権を制した同選手は、今年、シニアの世界選手権代表権も獲得した米国女子の期待の星。6月20日の「FINAL X」では、今年のパンアメリカン選手権を制したケイティ・ゴメスを2勝1敗で破って代表権を獲得した。
U23世界選手権の国内予選も勝ち抜いており、今年は3世代の世界選手権への出場を予定している。もし3大会とも制覇すれば、2度のU17世界選手権とともに、18歳にして4世代の世界選手権を制することになる。
ローシングルや、ローダブルレッグが特徴で、グラウンドではアンクルホールドが得意技と報じられている。
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同一年に3世代の世界選手権を制した選手は、2022年に女子62kg級の尾﨑野乃香と同72kg級のアミート・エロル(前述)が達成している。このとき尾﨑は19歳だったが、エロルは18歳。ターナーは、米国レスリング界の年少記録を次々と更新したエロルと同じ可能性を持つことになる。
もっとも、今年のU20世界選手権・日本代表の勝目結羽(愛知・至学館大)は、2024年U17世界選手権46kg級の準決勝でターナーを1分53秒、13-2のテクニカルスペリオリティで撃破している。ここを乗り切っても、シニア世界選手権の日本代表は須﨑優衣(キッツ)。
エロルの記録と並ぶことは至難の業と思われるが、エロルも最初の世界大会となった2019年世界カデット選手権では日本選手(中井ほのか)に黒星。そこから力をつけて無敵の存在となった。ターナーの場合も、2年前の勝目結羽への敗北が飛躍の源とも考えられる。
今年の女子最軽量級戦線から目が離せない。