2026.10.31NEW

【2026年世界選手権・特集】メダル獲得選手の声(吉田アラシ、原田渚)

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(2026年10月30日、カザフスタン・アスタナ)


 ■男子フリースタイル97kg級・吉田アラシ(三恵海運=決勝のラスト19秒で逆転され銀メダル、試合後)「みっともない試合をしてしまった、という気持ちです。組み手とかはうまくいっていましたが、やらかしました。(言い訳は)何もないです。タックルの処理、切りの処理がうまくいかず、脚が動かなかった。練習不足なんじゃないかな、と思います。(厳しいブロックを勝ち抜いたが)最後の試合で台なしです、ホントに。初日はよかったけど、最終日はよくなかった」


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 《表彰式後》
 「(銀メダルの感想は?)うれしい部分と、うれしくない部分が半々です。決勝の試合内容については、日本代表として出場して、申し訳ない試合をしてしまった、という気持ちが一番です。大会全体では、オリンピック・チャンピオンが表彰台に上がっていて、中学・高校のときに見ていた人たちと競い、並ぶことができたことは、うれしく思います。(去年は銅で、ひとつ上がったが)負けた相手が一緒。1回戦で当たっていたら、と考えると、メダルの色は変わっても、まだ金メダルは手にしていないので、まだまだと思います。

 (決勝の最後は?)脚が動かなくなって、ばてたというのが一番大きいです。第1ピリオドで、しっかり処理できないことがあった。そこを取っておけば、5-0になっていて、2点を2回取られても、勝っていた。相手のタックルをうまく切って1点で抑えておけば、というのもある。前回も同じようなミスをした。そこに関しては成長していないので、しっかり詰めていきたい。心肺機能は大丈夫でしたけど、脚が動かなくなってしまった。理由は分からない。監督やコーチに話を聞いて強化したい。映像を見て、反省点をチェックしたい。

 世界一への距離は、縮まってはいないと思う。今大会はラッキーな部分があった。もっとやらなきゃ駄目だと思います。(敵として考えられるのは、オリンピック・チャンピオン経験の4人だけなのでは?)いえ、キューバ、ポーランドもいますし、強い選手は多い。全員と闘って勝つだけの体力と筋力をつけていきたい。

 父には怒られるでしょう。すごい剣幕で怒られると思います(笑)。でも、怒られたいと思います。実は、もう(日本から)電話が来ているんですけど(笑)。それらを加味し、お世話になっている日大や三恵海運の人の話を聞いて、これからやっていきたい。

(ロサンゼルスまでは、「まだ2年ある」「もう2年しかない」のどちらですか?)もう2年しかない、ですね。この1年、けっこう速かった。成長した部分はあるけど、結局負けてしまったし。頑張りたい」


 ■女子55㎏級・原田渚(育英大=3位決定戦でドイツの選手に勝ち、銅メダルを獲得)「とてもうれしいです。昨日負けた原因は、自分の技を出せなかったこと。攻め切ることができなくて、悔しい結果に終わってしまいました。柳川先生(育英大部長)と、今日はどういうふうに闘っていくかを確認し、自分らしい闘い方ができたと思います。(10月中旬のU23世界選手権で不調だった理由)試合前にけがをしてしまって、『直後にシニアの試合もあるのに、どうしようかな』という思いがあった。しっかりケアをしてもらって、シニアの大会を迎えることができました。

 昨日の試合で同じ箇所を痛めてしまったけど、『この試合で出し切らないと』という思いで臨みました。(今後の階級について)次の天皇杯からは階級を下げてオリンピック階級(53㎏級)でやっていこうかな、と思っています。(この階級で世界チャンピオンになった)清岡もえさんは尊敬する先輩で、いつも練習していただいている。もえさんの背中を見て練習しているからこそ、自分もここまで強くなれたと思う。ほかにも(元木)咲良さん、(石井)亜海さんと育英大には強い選手がいるので、先輩方に追いつけるように頑張っていきたい」