2026.10.31NEW

【2026年世界選手権・特集】敗者復活戦進出・健闘選手の声(冨山悠真、岡澤ナツラ、山本泰輝、バドバヤル・ナムバルダグワ)

お知らせ
PIN FALLに世界選手権の写真集が掲載されています。お楽しみください。本サイトに掲載されている写真と動画は、提供写真を含め、著作権法で保護されています。

 

(2026年10月30日、カザフスタン・アスタナ)


 ■男子フリースタイル70kg級・冨山悠真(自衛隊=準々決勝で昨年の欧州選手権65kg級優勝のロシア選手に敗れながら、敗者復活戦進出が決まる)「1、2回戦はそんなに強い選手ではなかったので、比較的前に出ることができて勝つことができました。でも、3回戦で当たったロシアの選手はすごく強い選手。前に出ることがまったくできず、自分のペースがつかめなかった。速くて見えなかったので、守れなかった。

(世界選手権に)出場できてよかったと思うし、闘っていて楽しかったです。(今後の対応策は?)組み手が全く駄目だったので、もう少しうまくして、タックルに入れるようにしたい。(大会前の目標は?)1回戦を勝てれば、それでいいという感覚で出ていました。自分はしっかりと勝って出てきたという代表ではないので(注=国内予選の決勝で相手の負傷棄権)、自分の実力がどんなものなのか試したかった、という思いもありました」

(撮影・PINFALL/保高幸子)


 ■男子フリースタイル86kg級・岡澤ナツラ(慶大=初戦で欧州王者のロシア選手に敗北)「今回は石黒(隼士)さんの代打という形で出場させてもらいました。世界選手権ではロシア、イラン、アメリカなど、世界のトップクラスと闘えると思っていて、組み合わせを見たら、1回戦はロシアの選手。初戦でお互いフルの状態で闘えるのがうれしくて、試合前は何回も相手の選手を研究しました。自分が憧れていた選手だったので、組み合わせが決まった直後は怖かったんですけど、親や友達や同期に『結果ではなく、自分の雄姿を見せてこい』と背中を押されたので、気持ちを切り替えて闘うことができました。

 ここのマットに自分を立たせてもらったすべての人に『ありがとう』とお礼を言いたい。(第2ピリオド、バックをとる寸前まで追い込んだとき、場内からどよめきが起こったことについて)聞こえませんでした。そのあと、自分がスタンドで(ひざをつかずに)四つんばいになって(早すぎると思える)ブレークがかかったときに起こったブーイングは聞こえました(笑)。自分の方が足(の動き)は速いと思い、『いける(逆転できる)』と思った。最後は、どう絡んだか覚えていないけど、取り切るという気持ちを、もう少し出せればいいのかなと思いました。今持てる力を出し切ったけど、勝ち切れなかった。悔しい」

(撮影・PINFALL/保高幸子)


 ■男子フリースタイル125kg級・山本泰輝(自衛隊=2回戦のポーランド戦で果敢にアタックするも敗退)「タックルに入ったら、場外への押し出しでもいいから1ポイントでも取る、と決めていたけど、ちょっと雑になってしまった。初戦が不戦勝ということを聞いたのは、計量が終わってから。それでもやることに変わりはなかった。(試合中、観客席から所属の後輩である内田貴斗から声援が飛んでいたことについて)自衛隊でも一緒に練習しているし、今回はパートナーとして来てもらっている。試合前、僕の方から『上(客席)から喝を入れてくれ』と頼んでいました。

 パワーに関していえば、自分の力は世界の中で一番弱い部類に入る。そこに壁を感じていたけど、その差は縮まってきていると思う。そういう感覚があるので、今の練習をもっと続け、ちょっとでもトップとの差をなくしていきたい。アジア大会では去年の世界王者(イランのアミール・ザレ)と試合をすることで、差は縮まっていると前向きにとらえることができた。今までは『相手のパワーがすごかった』といった感想しか言えなかったですからね。今は、もうそういうふうには感じていない。今回はそういう気持ちでマットに上がりました」

(撮影・PINFALL/保高幸子)


 ■男子フリースタイル125kg級・バドバヤル・ナムバルダグワ(モンゴル、育英大=1回戦は勝ったものの、2回戦で欧州王者のアゼルバイジャン選手に敗れる)「相性的にはいいと思っていたんですけど、自分の組み手ができず、先にばててしまった。相手のパワーは、そんなに感じなかった。組み手がしっかりしていて、なかなか攻めることができなかった。(1回戦は勝利)シニアではなかなか勝てなかった。ちょっと強くなっているのかもしれないけど、まだ全然駄目です。力も、体力も、技術も、すべてが駄目。これから、もっと練習します。

 (来年からはモンゴルに帰国して活動予定)大学の授業がありますので、それをしっかりこなしてから(帰国)です。モンゴルのナショナルチームに加わって練習を続けます。日本では大きな選手が少ないですが、モンゴルにはいるので、しっかり頑張りたい。モンゴルはロシアや日本など外国で練習することも多いので、すべてついていって、大型の選手を相手にした練習を積みたい」