(2026年10月29日、カザフスタン・アスタナ)
■女子53kg級優勝・清岡もえ(ALSOK=アジア大会優勝に続いての金メダル)「ずっと悔しい思いをしてきました。(オリンピックへの道は)まだ始まったばかりですけど、ここで優勝してオリンピックにつなげたい気持ちが強かったので、ここで目標を達成できたことはよかった。非オリンピック階級での世界チャンピオンになったことがありますが(2024年)、オリンピック出場を実現するためには、オリンピック階級での世界チャンピオンが必要です。(決勝は)藤波選手とやっている試合を見て、勢いとパワーのある選手だと知っていました。いつか、やるときが来ると思っていて、楽しみな気持ちで臨め、それがよかったと思います。
(4月のアジア選手権準決勝のフォール負けが要因では?)情けない思いをしてきました。今となっては、それがいい経験です。そう思えるような結果になったことは、よかったことです。アジア大会のあと、すぐに気持ちを切り替えてやらなければならない状況でした。今回も帰国してすぐに(12月の)天皇杯に向かわなければなりませんが、休養も大事。(少し休んで)切り替えて頑張っていこうと思います」
■女子62kg級2位=尾﨑野乃香(慶大OG=決勝はラスト13秒で逆転したが、終了間際に再逆転負け)「4点勝負みたいなことになったことがなく、そういうところが腰砕けになったのか…。悔しいです。ああいう試合の流れになってもいいと思うのですけど…。(ラスト13秒で逆転したが、そこからが)長かったですね。(リードして)あのとき、どういう気持ちでやっていいのか、考えられなかったです。
このくらいのレベルになると、ずっと勝っているのは運という面もあると思います。今回は、追いつけたのがよしとしますけど、残り13秒で取られたのは本当に残念ですね。何が足りなかったのか。来年、この場に帰ってきたいと思って帰国します。みんな、2022年や2023年のレスリング・スタイルと変わってきているんだ、と思います。自分のフィジカル面(の強化)も頑張らないとならないと思いました。自分より力の強い選手であっても、勝てるとは思いますけど、平均的に力が強いです。今回は負けたけど、天皇杯、頑張ります」
■女子72kg級・吉武まひろ(長崎県協会=初出場で銅メダルを獲得)「金メダルを目指してここまで来たので、準決勝で負けたことは悔しかったのですが、メダルは持って帰ろうと切り替えました。チームメートも声をかけてくれ、最低限度の成績かな、と思います。(3位決定戦の相手は)力のある選手で、手首を取られ続けて、嫌がったところに入ってこられれました。タックルのあとの処理は今ひとつでしたので、大学時代から身につけていたカウンター技術を使って一生懸命やりました。
(観客席から須﨑優衣が大きな声で声援していたが)相手が地元選手で、アウェーなので、優衣さんに『ホームゲームと思えるほど声を出してください』と頼んでいたんです。本当に、大きな声を出してくれました(笑)。ブーイングを受けたときは泣きそうになりましたけど、優衣さんの声で落ち込むことがなかったです。観客席には(日体大時代の)田南部コーチ=現監督=もいましたので、味方もいることを感じて闘えました」