(2026年10月28日、カザフスタン・アスタナ / 取材=布施鋼治ほか)
■53kg級・清岡もえ(ALSOK=準決勝で4月のアジア選手権で負けた中国選手にリベンジして決勝へ)「絶対にリベンジする、という気持ちでした。4月も、自分のペースで闘い、気を抜かなければ勝てた試合だったと思います。片足タックルと腕取りが得意な選手。それを頭に入れていたので、片足タックルに来られてもカウンターで返せました。怖い、というイメージを持たず、しっかり自分のレスリングを最後までやり切るつもりで。それがうまくいきました。
(アジア大会優勝で)自信はありましたが、世界選手権となるとレベルも上がってくるので、気を引き締めて挑みました。(決勝で闘うエクアドル選手は)念願の相手。藤波選手とやった試合も見ていますし、この選手といつかやるんだろうな、と思っていました。絶対に勝って、世界チャンピオンになりたい、という思いです」
■女子62kg級・尾﨑野乃香(慶大OG=ナイジェリアのエスター・コラウォレとの接戦を制して決勝に進出)「いやだぁ…。こんな試合になるとは思っていなかったです。すごい力でした。日本でああいう選手はあんまりいない。何かされる、という感じではないけど、ああいうタイプの人をどうやって攻略すればいいのか…。もうちょっと(何か)やらないといけないと思いました。
パリ・オリンピックでもナイジェリアの選手とやりましたけど、まさにあんな感じでした。見てしまった感じがあったなぁ、と思います。またいつか対戦するかもしれない。(翌日の)決勝の相手も、こんな感じの選手みたいです。明日までにちょっと考えます。6分間闘い抜く展開になると思うので、タフに行きます」
■女子72kg級・吉武まひろ(長崎県協会=2回戦で中国選手に4-9で敗北)「この大会に出てくる選手は、みな強いんですけど、勝ってやろう、という気持ちで挑みましたが、勝ちに対する執着というところが、自分が劣っていたかなと思います。
ビッグポイントを決めて一度は追いついたけど、乗りの弱さというか、そこでもう一回、攻めていかないと、こういう舞台では勝てないのかなと思いました。(第2ピリオドの後半、リバースフルネルソンにかかり、ニアフォールに追い込まれ)逃げたかったけど、ずっと逃げられなかった。ブリッジしても、相手は押さえ込んできた」