2026.10.26NEW

【2026年世界選手権・特集】健闘選手の声(第2日)

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(2026年10月25日、カザフスタン・アスタナ/取材=布施鋼治)


 ■男子グレコローマン72kg級・曽我部凜大郎(aiwa benefit=1勝のあと、2回戦で昨年の世界王者に敗北)「圧(をかける)とか自分の得意な位置での攻撃はよかったけれど、最後に場外際で雑な部分が出て4点を取られてしまった。(逆に自分が)チャンスのところで取り切れなかったのが残念だった。その一方で、リフト技で投げられたあとは相手がばててくれたので、自分の体力で押し切るスタイルが全体的に通せたところはよかった。最後の詰めの甘さがあったところが、これからの課題だと思います。

 自分の前に出るスタイルを貫きながら最後に決め切る部分で、相手に点を取らせず、自分が点を取っていくようなスタイルでないと勝てない。そこは修正したい。(兄・京太郎からは)2024年7月のU20のアジア選手権で自分が思い通りにできなかったところ、自分の立ち合いとか差したところなど、そういった細かい技術を徹底的にアドバイスされました。そこは生かすことができたと思う」


 ■男子グレコローマン77kg級・堀北一咲望(宮崎県スポーツ協会=敗者復活戦で台湾の選手には辛勝したものの、続くアゼルバイジャン選手との一戦で敗退)「台湾との1試合目は足が動かなかったけれど、なんとか勝ってホッとした。(アゼルバイジャンとの)2試合目は、自分のレスリングを少しずつできた感じはあったけれど、最初に取られた4点が致命的な4点になってしまった。最後まで逆転できなかったです。

 (松本隆太郎監督から『中間距離で闘うな』という指示が出ていたことについて)最初は中間距離で闘ってしまい、点を取られてしまった。最初からどんどん相手の懐に入っていけばよかった。(今大会に出場した意義は)今の自分のレベルが世界でどの位置にあるかが分かった。国際大会であまり勝ったことがないので、これからもっと練習して、世界でも勝てる選手になれるようにしていきたい。海外での大会はプレッシャーがめっちゃあったけど、アゼルバイジャンとの試合で吹っ切れた部分もあったので、この感覚を次の国際大会に生かしたい」


 ■男子グレコローマン97kg級・鶴田峻大(自衛隊=初戦でオーストリアの選手に敗北)「最初にパッシブを取りたかったけど、取れなかった。そこから相手のペースになってしまった。腕を取れそうなところもあったけど、足がついていかなくて…。あそこで取り切れなかったのが(敗因かもしれない)。あの時点で2点負けていたので、『押し出すだけじゃダメ』という考えがちょっと頭をよぎってしまった。コーションを含めての2点でもよかった」


 ■男子グレコローマン130kg級・奈良勇太(警視庁=イタリアとの1回戦、46秒で完敗)「う~ん、ダメでしたね。(初戦の対策について)何がどうというより、背が高い、くらいしか考えてなかった。試合自体も何をされて負けたというか、ちょっとよく分からない。そんな感じで終わってしまった感じです。(0ー4からチャレンジに挑むも失敗。そこから試合が動いたことについて)足に違和感がったので、足を踏まれたと思ってのチャレンジだったんですけど、こんなに早く負けたのはかつてない。自分で『何をやっているのかな?』という感じですね。うまく噛み合っていなかった。

 (終盤に出した巻き投げについて)引き手が取れていたけど、投げ切れなかったし、そのままうつ伏せにもなれていなかった。コンディションもとくに悪くもなく、いつも通りだったと思うけど、なんでだろう…。失礼ながら、今までの130kg級とは違う。昨年までは世界で闘ってもすぐ終わるようなことはなかった。世界でも闘える最重量級にならないといけないはずなのに、久々にこんなすぐ終わってしまって…。疲れてもいないし、一瞬で終わってしまったので情けない気持ちでいっぱいです。世界選手権にも結構出させていただいているのに、こんな1分くらいで終わってしまうなんて。ホント、何をしているのかなという感じです」