2026年アジア大会レスリング競技は9月30日、愛知・名古屋市稲永スポーツセンターで開幕。男子グレコローマン3階級と女子1階級が行われ、男子グレコローマン87kg級の吉田泰造(日体大)と女子68kg級の石井亜海(クリナップ)が優勝。男子グレコローマン67kg級の曽我部京太郎(ALSOK)は銀メダルを手にした。
男子グレコローマン130kg級の奈良勇太(警視庁)は初戦でカザフスタン選手に1-1で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
吉田泰造はフィリピンとインドの選手を無失点のテクニカルスペリオリティで破って決勝へ進出。昨年の世界選手権3位で今年のアジア選手権を制したアサン・ジャニショフ(キルギス)に対して終始攻勢を取り、最後は4点となる胴タックルでテクニカルスペリオリティ勝ちした。
吉田は「20歳5ヶ月6日」での出場。日本男子グレコローマン史上最年少での出場にして優勝を達成した。2024年アジア選手権でも「17歳11ヶ月23日」の日本男子最年少のアジア王者に輝いており、両大会で最年少優勝記録を樹立した。
男子グレコローマンで85kgを超える階級での優勝は、1986年大会90kg級の森山泰年以来、40年ぶり3人目。
曽我部京太郎は初戦の2回戦でモンゴル選手を、準決勝で2022年アジア選手権優勝のメイルジャン・シェルマハンベト(カザフスタン)を、ともにテクニカルスペリオリティで撃破。しかし決勝では、昨年の63kg級世界王者のアイチャン・ハルマハノフ(ウズベキスタン)に敗れた。
石井亜海はカザフスタンとモンゴルの選手を破ったあと、準決勝で今年のアジア選手権72kg級優勝のロン・ジア(龍佳=中国)に逆転のフォール勝ち。決勝で、昨年の世界選手権5位のパク・ソルグム(北朝鮮)を7-2で破って優勝した。
エントリーしたものの初戦を負傷棄権した昨年のアジア選手権を除き、国際大会を5大会連続優勝。
各選手の成績は下記の通り。
【67kg級】曽我部京太郎(ALSOK) 2位=14選手出場《ブラケット》
決 勝 ●[2-3]Aytjan KHALMAKHANOV(ウズベキスタン)
準決勝 ○[VSU、2:46=8-0]Meiirzhan SHERMAKHANBET(カザフスタン)
2回戦 ○[VSU、1:44=10-2]Ganbayar NAMSRAI(モンゴル)
1回戦 BYE
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【87kg級】吉田泰造(日体大) 優勝=12選手出場《ブラケット》
決 勝 ○[VSU、4:26=11-1]Asan Kurbanovich ZHANYSHOV(キルギス)
準決勝 ○[VSU、4:03=11-0]Kumar SUNIL(インド)
2回戦 ○[VSU、0:38=10-0]Callum Johnston ROBERTS(フィリピン)
1回戦 BYE
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【130kg級】奈良勇太(警視庁) 8位=10選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[1-1]Murat Zarlykbekovich BOTOEV(キルギス)
※敗者復活戦に回れず
【68kg級】石井亜海(クリナップ) 優勝=10選手出場《ブラケット》
決 勝 ○[7-2]Sol Gum PAK(北朝鮮)
準決勝 ○[フォール、5:02=8-4]Jia LONG(中国)
2回戦 ○[VSU、1:55=11-0]Delgermaa ENKHSAIKHAN(モンゴル)
1回戦 ○[9-2] Zhamila BAKBERGENOVA(カザフスタン)