世界レスリング連盟(UWW)は9月7日、オンラインで臨時総会を開催し、2021年に導入された「UWW会長の任期を『2期まで』とする規定」について、同規定が導入された2021年の改正以前に務めた任期はこれに含まれないことを明確にする憲章の改正案が承認された。投票総数は119票で、改正案は114対5の賛成多数だった。
規約に明確な細則が設けられていなかったため、それによって生じている疑問に対応するため、理事会は、解釈の相違や、そこから生じている不必要な法的紛争を回避するため明確化が必要であると判断し、臨時総会を開催した。
現在のネナド・ラロビッチ会長は、2013年の総会で会長代行から会長に就任。2014年に再任され、2021年(新型コロナウイルスの影響で1年遅れで開催)に再々任。現在が3期目。
今年10月23日にアスタナで行われる総会で会長選出が行われる予定。会長の任期を「2期まで」とするなら、ラロビッチ会長は今期末をもって会長選の立候補の資格はなくなる。しかし、2021年の改正以後の任期に限るなら、もう1期就任することが可能になる。
現段階で会長選への立候補者は不明だが、国際オリンピック委員会(IOC)や各大陸UWWとのつながりなどにより、ラロビッチ政権があと6年間続く可能性は十分にありうる。