2026.09.08NEW

【2026年アジア大会・展望(3)】日下尚(マルハン北日本)がアクジョル・マフムドフ(キルギス)への雪辱に挑む…男子グレコローマン77kg級

 2026年アジア大会(9月30日~10月3日、名古屋市稲永スポーツセンター)の各階級の見どころをさぐってみた。(9月2日発表のエントリーによります。最終エントリーで選手が交代する可能性があります)


日本選手団

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大会スケジュール(各日1回戦~決勝/試合開始=10:30、18:00)

9月30日(水)男子グレコローマン67・87・130kg級・女子68kg級
10月1日(木)男子グレコローマン60・77・97kg級・女子62kg級
10月2日(金)男子フリースタイル65・86・125kg級・女子50・76kg級
10月3日(土)男子フリースタイル57・74・97kg級・女子53・57kg級


男子グレコローマン77kg級・展望(10月1日)

 2022・23年世界王者で、日下尚(マルハン北日本カンパニー)の目標だったアクジョル・マフムドフ(キルギス)が再起し、昨年11月のイスラム競技大会と今年のアジア選手権で優勝。変わらぬ実力を見せている。

 日下は2024年4月のアジア選手権でマフムドフを破り、勢いをつけてパリ・オリンピックを制した。しかし今年3月、ロシアでの「PWL・11」(UWWの公認大会ではない)ではテクニカルスペリオリティで敗れた。リベンジしての優勝が望まれる。

▲パリ・オリンピック制覇は逃したが、実力をキープしているアクジョル・マフムドフ(キルギス)=2026年アジア選手権(キルギス)

 今年のアジア選手権で、カタールとして初めてアジア王者になった82kg級のシャヒン・バダヒモフラド(元イラン)が階級を下げてエントリーした。今年の国際大会(4大会)はすべて82kg級で出場。ランキング大会第4戦(ハンガリー)で2位に入っているが、77kg級での実力はどうか。

▲82kg級から挑んでくるシャヒン・バダヒモフラド(カタール=元イラン)。カタール初のアジア大会王者を目指す=UWWサイトより

 パリ・オリンピック決勝で日下に敗れた36歳のベテラン、デメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)は、昨年の世界選手権は日下に再度敗れたが5位入賞。今年は82kg級で3度のランキング大会に出場して鍛えている。上位入賞なるか。

 同じく世界選手権5位のアリレザ・アブデバリ(イラン)とともに要注意ではあるが、優勝を目指す日下の敵としては、マフムドフとバダヒモフラドに絞られるのではないか。

 日下は昨年の世界2位のポイントによって第1シードが予定されるが、アジア選手権優勝だけのポイントとマフムドフと、82kg級で闘っていたバダヒモフラドはノーシードとなる見込み。初戦激突もありうる(注=選手交代があってシード選手に繰り上がる場合があります)。


アジア大会・歴代優勝選手と日本選手成績

男子フリースタイル男子グレコローマン女 子


2026年アジア選手権・日本選手成績

 【77kg級】堀北一咲望(宮崎県スポーツ協会)  9位=12選手出場
敗復戦 ●[VSU、5:34=1-9]Kissymetov, Kaharman(カザフスタン)
1回戦 ●[3-7]Makhmudov, Akzhol(キルギス)


エントリー選手=15選手エントリー

日下尚(日本)
Makhmudov, Akzhol(キルギス)=2026年アジア選手権優勝
Badaghi Mofrad, Shahin Eidi(カタール)=2026年アジア選手権82kg級優勝
Zhadrayev, Demeu(カザフスタン)=2024年パリ・オリンピック2位
Abdevali, Alireza Morad(イラン)=2025年世界選手権5位
Aliev, Abdullo(ウズベキスタン)=2025年世界選手権72kg級3位
Noh, Yeonghun(韓国)=2026年アジア選手権3位
Aman(インド)=2026年アジア選手権5位
Liu, Rui(中国)=2026年アジア選手権82kg級5位
Nguyen, Cong Manh(ベトナム)=2025年東南アジア選手権優勝
Sulaeman, Andika(インドネシア)=2025年東南アジア選手権2位
Tuvshinbaatar, Borgil(モンゴル)
Mohamad ALOBEID(シリア)
Ruzimadov, Alisher(タジキスタン)
Orazberdiev, Didar(トルクメニスタン)