米国のレスリング・イベント「RAF(リアル・アメリカン・フリースタイル)」が9月5日にロシア・モスクワで大会を開催することになった。
RAFは7月11日にジョージア・トビリシで大会を開催。ウラジーミル・キンチェガシビリ(2016年リオデジャネイロ・オリンピック優勝)、ゲノ・ペトリアシビリ(2024年パリ・オリンピック優勝)、ギフィ・マチャラシビリ(2024年パリ2位)らの地元のスター選手を擁して大盛況。選手は「地元で、これだけの大観衆の前で試合をしたことが一度もなかった」と話すなど、同国レスリング界の大きなイベントとなった。
RAFは、その勢いをロシアへ持ち込むことを計画。ウクライナとの戦争が続く中、ロシアでスポーツイベントを開催することに伴うリスクについて、チャド・ブロンスタイン共同創設者兼CEOは厳しい目が向けられることを予想しつつも、「政治ではなく純粋に競技そのものに注力している」と強調。
「私たちが取り組んでいるレスリングは、スポーツであり、互いへの敬意を重んじる競技です。こうした国々で活動を行うことは、最高のレスリングを披露するだけでなく、これまでプロ化の機会に恵まれなかったこの競技を支援することにもつながります」と、世界レスリングの発展を願うための行動としている。
10月24日からカザフスタンで世界選手権が行われるため、世界選手権の前に実施するそうで、カイル・デイク、カイル・スナイダーらの米国トップ選手の参加を予定。メーンイベントは、2人の元UFC王者(元ミドル級王者のカムザット・チマエフと元ウエルター級王者のタイロン・ウッドリー)の激突と発表されている。
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