2026.08.04NEW

インターハイの激闘に続き、恒例の那智勝浦合宿にオリンピアンら約330人が参加

(写真提供=ゴールドキッズ / 写真集

 2026年インターハイの激闘が行われた和歌山・那智勝浦体育文化会館で7月30日から、大学生から中学生まで総勢330人(選手300人、監督・コーチ30人)の合宿が開催された。昨年からカナダ、今年は台湾、韓国、中国からも参加。“国際合宿”となって定着している。

《参加チーム》
和歌山県チーム、沖縄県チーム、鳥栖工業高校、兵庫県チーム、大阪府チーム、大阪体育大学、同志社大学、大東文化大、文化学園大杉並高校、名古屋工業高校、カナダU17(約20名)、台湾、中国、韓国(約20名)

《日本代表級選手》
長谷川敏裕、吉田ケイワン、髙橋夢大、須崎優衣、藤波朱理、成國大志、

《指導者》
太田拓弥、湯元健一、湯元進一、稲葉海人、仲里優力

▲指導者を含め、約330人が参加した恒例の那智勝浦合宿

 2015年に那智勝浦体育文化会館で和歌山国体レスリング競技の実施が決まったあと、那智勝浦町にレスリングを根ざすために和歌山県協会と太田拓弥氏(当時早大監督=アトランタ・オリンピック銅メダリスト)が強化・普及・地域貢献として合宿を企画した。また、地元那智勝浦町在中の井筒忍氏(井筒建設株式会社会長)の全面協力のもと2010年にスタートし、今年が17回目。

 当初は近畿圏の大学、佐賀県、沖縄県、兵庫県等が参加しての実施だったが、次第に参加チームの範囲が広まった。国体終了後も、国体のレガシーとして実施を続け、和歌山県と参加者の競技力向上を目指すとともに、地域のスポーツ振興をはかることに貢献している。

 近畿のみならず日本全体の発展に寄与している三恵海運からは、吉田アラシはアジア大会の研修会のため不参加だったが、先月の全日本社会人選手権の両スタイルを制覇した髙橋夢大(三恵海運)らが参加。グレコローマン全日本王者の仲里優力(松尾建設)にグレコローマンで挑み、全日本合宿ではあまり見られない“対戦”も実現した。

 女子のアジア大会代表の須﨑優衣(キッツ)、藤波朱理(レスター)も加わった。

▲全日本社会人選手権の男子グレコローマンを制した髙橋夢大(三恵海運)が、グレコローマンで97kg級日本代表の仲里優力(松尾建設)に挑んだ

 昨年から芦屋学園の坂本涼子監督のつてで、カナダの高校生約20名が参加。今年はゴールドキッズの成國晶子代表のつてで台湾、韓国、中国から参加。例年以上に盛り上がった合宿となった。

 8月2日には、那智勝浦町が購入した2021年東京オリンピックで使用されたマットが、須﨑優衣、屋比久翔平の東京オリンピック代表選手の立ち会いのもとでお披露目された。

 和歌山県協会の室谷正憲理事長は「今年度も国内外から多くの選手・関係者の皆様をお迎えでき、大変うれしく思います。長年にわたり本合宿を支えてくださっている那智勝浦町、民宿組合、観光協会の皆様の多大なご協力に、心より感謝申し上げます。また、大盛況のうちに幕を閉じたインターハイをはじめ、皆様の温かいご支援に重ねて御礼申し上げます」と謝意を述べた。

 合宿は8月3日まで実施された。(下動画=2日目の朝練習は砂浜ランニング)