2025年世界選手権(9月、クロアチア)の代表選考を兼ねた2025年明治杯全日本選抜選手権は、6月19日(木)~22日(日)に東京体育館で行われる。昨年12月の天皇杯全日本選手権の優勝選手が勝てば世界選手権の代表に決定、別の選手が勝てば、両選手によって当日、プレーオフが行われ、勝者が代表となる。各階級の見どころをさぐった。《大会日程》
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
昨年優勝で全日本選手権も制した尾西桜(日体大)が勝ち抜くか。昨年大会は本戦を勝ち抜いたが、プレーオフで金城梨紗子に惜敗して世界選手権代表を逃した。今年こそ世界へ挑みたい。今年はUWWランキング大会(アルバニア)、アジア選手権(ヨルダン)、ジュニアクイーンズカップU20-59kg級と優勝を続け、快進撃を続けている。
昨年大会と全日本選手権の決勝で尾西に敗れた永本聖奈(アイシン)がリベンジできるか。
57kg級で全日本学生選手権を制しU23世界選手権2位の屶網瑠夏(城北信用金庫)が、全日本選手権55kg級出場(3位)を経て、59kg級に照準を定めた。4月のジュニアクイーンズカップU23を制しており、試運転は成功。その勢いで上位2選手の壁を破れるか。
【2024年全日本選手権ファイナル成績】
▼決勝
尾西桜(日体大)○[フォール、4:50=6-6]●永本聖奈(アイシン)
▼3位決定戦
坂野結衣(警視庁)○[8-3]●野口紗英(北海道・帯広北高)
德原姫花(自衛隊)○[VSU、1:41=10-0]●淺野稔理(慶大)
《明治杯全日本選抜選手権・歴代優勝選手》=レスリング・スピリッツ調べ
男子フリースタイル / 男子グレコローマン / 女子
※昨年12月の天皇杯全日本選手権のこの階級の3位以内の選手以外はアイウエオ順
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《2024年全日本選手権優勝》 尾西桜(おにし・さくら=日体大) 2006年3月23日生まれ、19歳。福岡県出身。埼玉・埼玉栄高卒。2024年U20世界選手権優勝《主な成績》 |
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《2024年全日本選手権2位》 永本聖奈(ながもと・せな=アイシン) 2000年7月2日生まれ、24歳。三重県出身。愛知・至学館高~至学館大卒。2024年全日本選抜選手権2位《主な成績》 |
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太田早也香(おおた・さやか=東洋大) 2005年6月19日生まれ、20歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高卒。2025年ジュニアクイーンズカップU20-59kg級3位《主な成績》 |
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木村美海(きむら・みうな=千葉・日体大柏高) 2007年7月26日生まれ、17歳。千葉県出身。2025年ジュニアクイーンズカップU20-59kg3位《主な成績》 |
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小柴ゆり(こしば・ゆり=佐賀・鳥栖工高) 2007年8月4日生まれ、17歳。佐賀県出身。佐賀・鳥栖工高卒。2024年インターハイ62kg級3位《主な成績》 |
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屶網瑠夏(なたみ・るか=城北信用金庫) 2002年6月29日生まれ、22歳。大阪府出身。愛知・至学館高~至学館大卒。2024年U23世界選手権2位《主な成績》 |
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野口紗英(のぐち・さえ=北海道・帯広北高) 2007年8月12日生まれ、17歳。北海道出身。2024年インターハイ62kg級2位《主な成績》 |
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松本千奈都(まつもと・ちなつ=日大) 2006年5月6日生まれ、18歳。兵庫県出身。兵庫・芦屋学園高卒。2024全日本女子オープン選手権3位《主な成績》 |
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元木日陽里(もとき・ひより=育英大) 2004年12月30日生まれ、20歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高卒。2023年全日本選手権5位《主な成績》 |
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山内奏美(やまのうち・かなみ=神奈川大) 2003年5月14日生まれ、22歳。千葉県出身。大阪・堺リベラル高卒。2024年全日本学生選手権3位《主な成績》 |
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吉柴未彩輝(よしば・みさき=東京・安部学院高コーチ) 2000年6月29日生まれ、24歳。栃木県出身。東京・安部学院高~大東大卒。2024全日本女子オープン選手権2位《主な成績》 |