世界チャンピオン／女子（11）…宮崎未樹子

宮崎未樹子（みやざき・みきこ）…1996年世界選手権で初の世界一へ

【生年月日、出身】1967年8 月10日、青森県出身

【身長】164cm

【所属】東京・京樽クラブ～東京・東京周栄クラブ（住友海上火災保険勤務）

【コーチ】栄和人、吉本収

【スポーツ歴】柔道

【レスリング歴】６年（1993年～98年）

【全日本選手権成績】1993年＝３位（61kg級）、94年＝優勝（70kg級）、95年＝優勝、96年＝優勝（以上61kg級）、97年＝優勝、98年＝３位（以上62kg級）

【世界選手権成績】1993年＝２位（75kg級）、94年＝３位（70kg級）、95年＝９位、96年＝優勝（以上61kg級）、97年＝７位（62kg級）

　柔道で全日本３位の実績を持ち、バルセロナオリンピック出場を目指した。浦野弥生の柔道時代の先輩。引退したあとも格闘技への情熱が冷めず、ひょんなことでレスリングと出会い、打ち込むことになった。

　柔道で鍛えた格闘技の実力はレスリングでも生かされ、1993年は本来より２階級上の75kg級で世界選手権への出場のチャンスをもらい、銀メダルを獲得して力を見せた。

　94年は70kg級で世界選手権３位。95年から61kg級まで体を絞って世界一を目指し、翌96年に悲願の世界一に輝いた。98年には全日本チャンピオンを逃し、これを機に現役を引退した。　