※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ウクライナ協会のホームページは10月11日、今年のカデットの大陸選手権で1ヶ国から各階級2選手までの出場を認めたルールを元に戻し、来年から1階級1選手とすることを報じた。世界レスリング連盟(UWW)の公式サイトでは発表されていないが、ネナド・ラロビッチ会長の「多くの国の意見を聞いていく」というコメントが掲載されており、UWWの正式見解として報じている。
理由は、経済的な理由で1階級2選手を派遣できない国が多く、1選手しか派遣できない国の上位進出の可能性が狭められていることに不満が多かったからという。
今年7月のアジア・カデット選手権(台湾・台中)は、日本の男子は各階級1選手だったが、女子は各階級2選手を派遣した。全体的には、全階級または一部の階級で2選手を派遣した国は3分の1もなかった。