2016.10.09

オリンピック代表の井上智裕(兵庫・三恵海運)が勝ち上がる…国民体育大会・第3日(グレコローマン)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

《グレコローマン/第1日終了現在トーナメント表》

成 年 59kg 66kg 71kg 75kg 85kg 98kg 130kg  
少 年 50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg

 第71回希望郷いわて国体第3日は10月9日、岩手・宮古市総合体育館(シーアリーナ)で男子グレコローマンが行われ、各スタイルのベスト4が出そろった。

 成年男子71kg級にはリオデジャネイロ・オリンピック66kg級5位の井上智裕(兵庫・三恵海運)がオリンピック後初の公式戦に出場。準々決勝では、昨年のフリースタイル70kg級世界選手権代表の小島豪臣(神奈川・中原養護学校教)を下してベスト4に進出した。

 2020年東京オリンピックに向けてナショナルコーチに選ばれた清水博之(滋賀・自衛隊)が75kg級に、鶴巻宰(山形・自衛隊)が85kg級に出場し、ともに実力を発揮して勝ち上がった。

 85kg級には、昨年のフリースタイル86kg級世界選手権代表の松本篤史(群馬・ALSOK)が出場。準々決勝でリオデジャネイロ・オリンピック予選代表の角雅人(佐賀・自衛隊)を破る殊勲をあげた。岩手県勢は98kg級の横澤徹(岩手・盛岡市役所)らが勝ち残った。

 少年の部は50kg級インターハイ王者の稲葉海人(山梨・韮崎工高)ら強豪選手がほぼ勝ち上がった。

地元岩手の川瀬克祥(岩手県体協)は期待通りにベスト4

グレコローマンに出場した松本篤史(群馬・ALSOK)は、オリンピック予選代表の角雅人を破ってベスト4