【リオデジャネイロ展望・男子フリースタイル125kg級】世界Ｖ２のタハ・アクグエル（トルコ）が実力を発揮するか

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

世界Ｖ２の実力発揮するか、タハ・アクグエル（トルコ

　2014・15年世界選手権優勝のタハ・アクグエル（トルコ）が実力を発揮するか。今年は２月のヤシャ・ドク国際大会（トルコ）で勝ったものの、３月の欧州選手権で不覚を喫した。巻き返してのオリンピック王者なるか。

　昨年、両スタイルで３位だったバイリャル・マホフ（ロシア）は、今回はフリースタイルだけの出場。2007・09・10年に３度世界王者に輝きながら、ロンドン・オリンピックでは３位に終わった悔しさを晴らせるか。

昨年の世界選手権２位のジャマラディン・マゴメドフ（アゼルバイジャン）は、3月の欧州選手権は不調だったが、７月のドイツＧＰ優勝で持ち直した。世界一をつかめるか。世界選手権３位のゲノ・ペトリアシビリ（ジョージア）は、今年の欧州選手権とU-23欧州選手権の双方を制した勢いを持ち込めるか。

2014年世界選手権３位で、パンアメリカン予選を勝ち抜いてきたターベル・ドラグネフ（米国）、2012年ロンドン・オリンピック120kg級３位のコメイル・ガセミ（イラン）は2014年世界選手権２位と実力をキープ。今回も優勝候補であることは間違いない。

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