※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
地元の期待を背負って闘うオリンピアン二世、向井識起(広島・広島国際学院)
3月の全国高校選抜大会55kg級王者の谷山拓磨(京都・京都八幡)は60kg級に階級アップで臨んだが、3回戦で榊大夢(鹿児島・鹿屋中央)に敗れて2階級にまたがっての春夏連覇はならなかった。
学校対抗戦で初優勝を飾った日体大柏の主将であり、昨年66kg級2位で、今年は74kg級に出場した井筒勇人(千葉・日体大柏)は、3回戦で内山皓太(茨城・霞ヶ浦)に敗れ、団体と個人のダブル優勝はならなかった。
地元の広島県からは1984年ロサンゼルス&1988年ソウル・オリンピック代表の向井孝博さんを父に持つ向井識起(広島・広島国際学院)が84kg級に出場し、3回戦を勝ち抜いて会場を沸かせた。最終日は表彰台を狙う。
各階級の成績は下記の通り。
《トーナメント表》
50kg | 55kg | 60kg | 66kg | 74kg | 84kg | 96kg | 120kg |