2016.08.04

地元・広島の向井識起(広島・広島国際学院)や乙黒拓斗(東京・帝京)が勝ち上がる…インターハイ第3日(男子)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 三笠宮賜杯全国高校総体(インターハイ)レスリング競技第3日は8月4日、広島県・東広島運動公園体育館で男女個人戦が行われ、1回戦から3回戦までが行われた男子では、3連覇を目指す60kg級の乙黒拓斗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)らが順調に勝ち抜いた。

 3月の全国高校選抜大会55kg級王者の谷山拓磨(京都・京都八幡)は60kg級に階級アップで臨んだが、3回戦で榊大夢(鹿児島・鹿屋中央)に敗れて2階級にまたがっての春夏連覇はならなかった。

 学校対抗戦で初優勝を飾った日体大柏の主将であり、昨年66kg級2位で、今年は74kg級に出場した井筒勇人(千葉・日体大柏)は、3回戦で内山皓太(茨城・霞ヶ浦)に敗れ、団体と個人のダブル優勝はならなかった。

 地元の広島県からは1984年ロサンゼルス&1988年ソウル・オリンピック代表の向井孝博さんを父に持つ向井識起(広島・広島国際学院)が84kg級に出場し、3回戦を勝ち抜いて会場を沸かせた。最終日は表彰台を狙う。

 各階級の成績は下記の通り。


《トーナメント表》

50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg