2016.08.03

“ドーピング違反”のナラシン・パンチャフ・ヤダフ(インド=男子フリースタイル74kg級)が復権か?

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロイター通信など多くのメディアが報じたところによると、インド国内の抜き打ちドーピング検査で陽性と判定され、リオデジャネイロ・オリンピックの出場権をはく奪されたナラシン・パンチャフ・ヤダフ(インド)が8月1日、インド・アンチドーピング委員会(NADA)の懲罰委員会の調査により、陽性ではないと判定され、オリンピック出場の道が開けたという。

 NADAのナビン・アガルワル局長は「ヤダフに過失はない。彼はサボタージュの犠牲者だ」とコメントした。
 最終的な出場の可否は、世界レスリング連盟(UWW)と国際オリンピック委員会(IOC)の決定による。