2016.07.27

出場禁止レスラーは男子フリースタイル57kg級のビクトル・レベデフか?

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシアほかのメディアは、ドーピング問題にからんでロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長が明らかにした除外対象の中のレスリング選手は、男子フリースタイル57kg級で出場予定のビクトル・レベデフと報じた。

 同選手は2006年世界ジュニア選手権で優勝したあとドーピング違反が発覚。順位のはく奪と2年間の出場停止処分(のちに期間が縮小)を受けている。

 ロシア選手のリオデジャネイロ・オリンピック出場はドーピング違反歴がないことや、信用できる国外検査をクリアしていることなどの条件がつけられている。代表選手に過去のドーピング違反歴を持つ選手はレベデフだけだという。

 ロシアのメディアは、現在、モスクワで行われているオリンピック・チームの合宿で、同級のロシア選手権2位だったアレクサンダー・ボゴモエフほか、候補だった選手がレベデフとともに練習していることを報じた。