※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
主要メディアが報じたところによると、国際オリンピック委員会(IOC)は7月24日に電話による緊急理事会を開き、国ぐるみのドーピング問題が発覚したロシアをリオデジャネイロ・オリンピックから全面除外する処分を見送り、各競技を統括する国際連盟(IF)に出場の可否の判断を委ねることとした。
過去にドーピング違反歴がないことや、信用できる国外検査をクリアしていることなどの条件を付け、該当選手には追加の検査を義務付ける。
IOCのバッハ会長は電話記者会見で「国全体の責任か個人の正義かの判断でバランスを重視した」とコメントした。