※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界2位の選手を退けてオリンピック代表となった2013年世界女王の張風柳
レスリング女子では、5階級のうち3階級で出場枠を取った選手と別の選手が代表となった。48kg級は世界5位の李絵ではなく、今年2月のアジア選手権で登坂絵莉(東新住建)を破った孫亜楠。63kg級もアジア予選優勝の選手が外れ、2月のアジア選手権3位の徐蕊。同選手権で川井梨紗子(至学館大)が勝っている選手。
75kg級は世界選手権2位の選手が代表落ちし、2013年世界選手権72kg級を制した張風柳がオリンピック行きのキップを獲得した。
53kg級は昨年の世界選手権5位の鐘雪純で、2014年アジア大会で吉田沙保里(フリー=当時ALSOK)を追い詰めた選手。69kg級は昨年の世界選手権2位の周風で、土性沙羅(至学館大)が敗れた相手。
日本選手がらみの男子では、グレコローマン59kg級のアジア予選決勝で太田忍(ALSOK=当時日体大)を破ったワン・ルミンが選ばれた。
日本選手が出場する階級の中国代表は下記の通り。
【女子】
▼48kg級 Sun Yanan(孫亜楠)=2016年アジア選手権優勝
▼53 kg級 Zhong Xuechun(鐘雪純)=2015年世界選手権5位
▼63 kg級 Xu Rui(徐蕊)=2016年アジア選手権3位
▼69 kg級 Zhou Feng(周風)=2015年世界選手権2位
▼75 kg級 Zhang Fengliu(張風柳)=2013年世界選手権72kg級優勝
【男子グレコローマン】
▼59kg級 Wang Lumin(?)=2014年世界選手権8位