※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(文=増渕由気子、渋谷淳、留福、撮影=矢吹建夫)
■男子フリースタイル61kg級・有元伸悟(近大職=昨年の全日本選手権2位からステップアップの初優勝)「率直にうれしい。2位が続いていて、今回こそはという気持ちがあった。(全日本選手権の負けは)けがもあって思い通りにレスリングできなかったが、落ち込んだ。
今年は(非オリンピック階級の)世界選手権があると聞いて、それをモチベーションにしようと考えた。近大では伸び伸びやらせてもらって最高の環境だと思っている。コーチにも監督にもお世話になり、こういう形で恩返しできたのはうれしい。自分にも東京オリンピックという機会があるなら、挑みたい」
階級アップ後、初優勝を決めた鴨居正和(自衛隊)
今回65kg級で優勝できたので少しだけ自信になりました。これから当分、海外の試合はないので、国内のタイトルをしっかり取って、安定感のある選手になりたいです」