※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
東日本学生リーグ戦は5月11日、東京・駒沢体育館で開幕。一部リーグの予選グループが行われ、4連覇を目指す山梨学院大のほか、日大、日体大、早大が1~4位決定グループへ進んだ。2日目以降の各順位決定グループ割りは下記の通り。
《1~4位決定リーグ》 山梨学院大、日大、日体大、早大
《5~8位決定リーグ》 明大、拓大、国士舘大、専大
《9~12位決定リーグ》 東洋大、大東大、青山学院大、中大
《13~16位決定リーグ》 国際武道大、東海大、法大、神奈川大
Aグループの山梨学院大は、オリンピック予選から帰国直後の藤波勇飛を70kg級に起用するなど、どん欲に勝利を目指し、国際武道大、明大、東洋大相手に、いずれも7-0の快勝続きで3連勝。危なげなく勝ち上がった。
Bグループは3回戦早大と拓大が対戦。早大が70kg級の多胡島伸佳などの活躍で、チームスコア5-2で勝利。3戦全勝でグループ1位を決めた。
Cグループは日大が初戦の青山学院大戦で57・61kg級を落とすも、65kg級で勝って立ち直り、4-3で勝利。3回戦の国士舘大戦では、チームスコア3-3のあと、新人の石黒峻士が勝って4-3の勝利。3戦全勝とした。
Dグループは、日体大が2・3回戦の61kg級でリオデジャネイロ・オリンピック57kg級代表の樋口黎を起用、樋口は3回戦で専大の中村倫也に9-11で敗れ、一時はチームスコア1-3とされた。しかし、74kg級でグレコローマン専門の屋比久翔平主将が勝ち、その後も勝って4-3と逆転勝ち。グループ1位を決めた。
各試合結果は下記の通り。2日目は開会式のあと、順位決定リーグの1・2回戦のほか、二部リーグが開幕する。
《内訳成績》
一部/予選グループ | Aグループ | Bグループ | Cグループ | Dグループ |
◎一部リーグ
【Aグループ】
▼1回戦
山梨学院大○[7-0]●国際武道大、明大○[4-3]●東洋大
▼2回戦
山梨学院大○[7-0]●東洋大、明大○[7-0]●国際武道大
▼3回戦
山梨学院大○[7-0]●明大、東洋大○[7-0]●国際武道大
《順位》[1]山梨学院大 3勝、[2]明大 2勝1敗、[3]東洋大 1勝2敗、[4]国際武道大 3敗
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【Bグループ】
▼1回戦
拓大○[7-0]●東海大、早大○[6-1]●大東大
▼2回戦
拓大○[7-0]●大東大、早大○[7-0]●東海大
▼3回戦
早大○[5-2]●拓大、大東大○[7-0]●東海大
《順位》[1]早大 3勝、[2]拓大 2勝1敗、[3]大東大 1勝2敗、[4]東海大 3敗
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【Cグループ】
▼1回戦
国士舘大○[7-0]●法大、日大○[4-3]●青山学院大
▼2回戦
国士舘大○[5-2]●青山学院大、日大○[6-1]●法大
▼3回戦
日大○[4-3]●国士舘大、青山学院大○[5-2]●法大
《順位》[1]日大 3勝、[2]国士舘大 2勝1敗、[3]青山学院大 1勝2敗、[4]法大 3敗
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【Dグループ】
▼1回戦
日体大○[7-0]●中大、専大○[5-2]●神奈川大
▼2回戦
日体大○[7-0]●神奈川大、専大○[6-1]●中大
▼3回戦
日体大○[4-3]●専大、中大○[4-3]●神奈川大
《順位》[1]日体大 3勝、[2]専大 2勝1敗、[3]中大 1勝2敗、[4]神奈川大 3敗