※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《大会日程》
5月6日(金) 男子グレコローマン
7日(土) 女子
8日(日) 男子フリースタイル
【男子グレコローマン85kg級】=日本代表・角雅人(自衛隊)
《出場枠獲得状況》=青が出場枠を獲得 まだ衰えてはいまい、2014年世界王者のメロニン・ヌモンビ(フランス)。顔写真は角雅人(自衛隊)
昨年の世界選手権7位のダミアン・ジャニコウスキ(ポーランド)は、2月のハンガリー・グランプリで優勝しているものの、欧州予選20位、世界予選第1戦14位と実力を出せていない。3大会連続で出場するか。
2015年欧州大会3位で欧州予選3位のメテハン・バサール(トルコ)は、世界予選第1戦をとばし、エネルギーを充電して地元の決戦に挑む。ドイツは昨年の世界選手権9位で世界予選第1戦5位のラムシン・アズズサーか、欧州選手権3位で欧州予選5位のデニス・クドラのどちらが出てくるか。
2014年欧州選手権3位のアメール・フルスタノビッチ(オーストリア)、3月の欧州選手権3位のロバート・コブリアシビリ(ジョージア)、2015年世界選手権7位のネナド・ジュガイ(クロアチア)は、出場すれば3大会連続での挑戦。いずれも強敵だ。
アジアからはカザフスタンが強い。アジア予選はアザマト・クスツバエフが出て3位、世界予選第1戦は80kg級世界5位のアシュカト・ディルムカメドフが出てきた(11位)。2014年アジア選手権優勝で2015年アジア選手権2位のヌルスルタン・ツルシノフもいて、だれが出てきても出場枠を狙う実力はある。
2014年アジア大会2位のリー・セイェオル(韓国)もあなどれないが、予選2大会では不調。今回は昨年の世界選手権代表で2月のアジア選手権3位のパク・ジンスンが出てくるか。
パンアメリカンからは、キューバに候補が3選手ほどいる。だれが出てきても要注意選手。