2016.04.28

5・6~8オリンピック最終予選(トルコ)に男子8選手を派遣

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

(撮影・制作=保高幸子)

 5月6日(金)~8日(日)にトルコ・イスタンブールで行われるリオデジャネイロ・オリンピックの世界予選最終戦に、下記の男子8選手を派遣する。各階級とも上位2選手が出場枠を獲得する。

 男子グレコローマン98kg級の斎川哲克(栃木・足利工高教)と130kg級の園田新(拓大)、男子フリースタイル97kg級の山口剛(ブシロード)の3人の全日本チャンピオンは3月のアジア予選(カザフスタン)から3大会連続の挑戦。男子フリースタイル86kg級全日本王者の松本真也(警視庁)はアジア予選に続いてのチャレンジ。それ以外の階級は全日本選手権2位の選手が初出場する。

 日本協会の定めた規定で、全日本王者が出場枠を獲得すればオリンピックの日本代表に内定。全日本2位の選手が取った場合は、明治杯全日本選抜選手権(5月27~29日、東京・代々木競技場第2体育館)の期間中に全日本王者とプレーオフを実施し、勝者がオリンピック代表に内定する。

 先週末の世界予選第1戦(モンゴル)までの予選3大会で、男子は各階級17選手が出場枠を獲得している。残り2枠をかけた闘いは、4年前の場合、多い階級で30選手が出場していた。強豪が抜けているとはいえ、過酷な闘いとなる。

 男子グレコローマンは5月1日に、男子フリースタイルは3日に現地へ向けて出発する。6日が男子グレコローマン全階級、7日が女子で(日本からの出場はなし)、8日に男子フリースタイル全階級が行われる。


 ◎役員

【男子グレコローマン監督】西口茂樹(拓大教)、【同コーチ】元木康年(自衛隊)、豊田雅俊(警視庁)、飯室雅規(自衛隊)

【男子フリースタイル監督】和田貴広(国士舘大教)、【同コーチ】松永共広(日本協会専任コーチ)、鈴木豊(自衛隊)、小平清貴(警視庁)、小幡邦彦(山梨学院大職)

【トレーナー】川﨑淳、近敏成(ともにハンズコーポレーション)、【ドクター】今井一博(日本協会スポーツ医科学委員会)

【帯同審判】斎藤修(日本協会審判委員長)、篠原正樹(静岡・吉原工高教)

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 ◎選手

 【男子グレコローマン】
▼75kg級 鶴巻  宰(自衛隊)
▼85kg級 角  雅人(自衛隊)
▼98kg級 斎川哲克(栃木・足利工高教)
▼130kg級 園田  新(拓大)

 【男子フリースタイル】
▼65kg級 藤波勇飛(山梨学院大)
▼86kg級 松本真也(警視庁)
▼97kg級 山口  剛(ブシロード)
▼125kg級 田中哲矢(自衛隊)