※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《大会日程》
3月18日(金) 男子フリースタイル57・74kg級/男子グレコローマン59・85kg級/女子53・69kg級
19日(土) 男子フリースタイル65・97kg級/男子グレコローマン75・130kg級/女子58・75kg級
20日(日) 男子フリースタイル86・125kg級/男子グレコローマン66・98kg級/女子48・63kg級
(注)下記はエントリーが判明する前の記事です。3月11日にエントリーが判明しました⇒クリック
《女子75kg級展望》
【出場枠獲得済みの国】中国
【状況】
中国が抜けてくれた状況下では、カザフスタンとモンゴルが突出している。敵は、この2ヶ国だけと考えていい。
----------------------- 38歳になっても強さをキープしているグゼル・マニュロバ(カザフスタン)
2014年アジア大会2位のグゼル・マニュロバ(38歳)が世界選手権9位で出場枠を逃した。その後、ゴールデンGP決勝大会は5位だったが、今年2月のメドベジ国際大会(ベラルーシ)で2位など、まだ実力は衰えていない。
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【モンゴル】
世界トップレベルの選手が数人いるが、今年1月の国内選手権を制したオドンチメグ・バドラク(34歳)の出場が濃厚。昨年の世界選手権出場は逃したが、1月末のヤリギン国際大会(ロシア)を制しており、実力は十分。2月のアジア選手権を制した国内選手権2位のブルマー・オチルバト(33歳)、昨年の世界選手権代表のナランチメグ・ゲレグジャムツ(32歳)の可能性もあるが、まず国内チャンピオンが出てくるのが妥当だろう。
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【その他】
2014年アジア大会でエンジュ・フワン(韓国=28歳)が3位になっているが、組み合わせに恵まれた3位。アジアのトップになる力は持っていない。 インド、ウズベキスタンにも強豪は見当たらない。
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《出場可能な国》
モンゴル、日本、カザフスタン、インド、ウズベキスタン、韓国、台湾
※各国とも2月のアジア選手権(タイ)に出場した選手数までしか出場できない。「数」が問題であり、同じ階級の必要はないので、この階級には出場していない国が他階級を放棄して出場してくる可能性もある。