【2015年世界選手権・展望】女子60kg級…本命不在の階級を制するのは、だれか？
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
昨年､19歳で世界一に輝いたチェレンチメド・スヘー（モンゴル）。再現なるか＝撮影・保高幸子
昨年２位のユリア・ラトケビッチ（アゼルバイジャン）は58kg級にエントリーした。同３位で今年の欧州大会３位のタイベ・ユセイン（ブルガリア＝24歳）、欧州大会２位のスベトラーナ・リパトバ（ロシア＝22歳）、欧州大会５位で前述のヘルヘル（ウクライナ）あたりとともに優勝を争うか。
中国は昨年出場で今年のアジア選手権優勝の選手ではなく、７月のスペインＧＰ３位のスン・ヤゼン（？歳）が出場してくる。どの程度の選手か。
昨年５位でU-23欧州選手権優勝のペトラ・オルリ（フィンランド＝22歳）、同じく昨年５位のヨハンナ・マットソン）スウェーデン）は、ともに58kg級にエントリー。強豪がかなり階級を下げており、本命不在の状況。思わぬ選手が優勝するケースもありうる。
■ＵＷＷ（世界レスリング連盟）ランキング＝2015年７月末時点
［1］Taybe Yusein（ブルガリア）＝欧州大会３位
［2］Svetlana Lipatova（ロシア）＝欧州大会２位
［3］Oksana Herhel（ウクライナ）＝ポーランド・オープン２位
［4］Sukhee Tserenchimed（モンゴル）＝世界選手権優勝
［5］Petra Olli（フィンランド）＝U-23欧州選手権優勝
［6］Luo Xiaojuan（中国）＝アジア選手権優勝
［7］Yulia Ratkevich（アゼルバイジャン）＝世界選手権２位
［8］Johanna Mattsson（スウェーデン）＝ドイツＧＰ３位
［9］Michelle Fazzari（カナダ）＝クリッパン女子国際大会２位
［10］Natalya Golts（ロシア）＝ロシア・オープン優勝
■2014年世界選手権成績
［1］Tserenchimed Sukhee（モンゴル）
［2］Yulia Ratkevich（アゼルバイジャン）
［3］Taybe Yusein（ブルガリア）
〃 Natalya Golts（ロシア）
［5］Petra Olli（フィンランド）
〃 Johanna Mattsson（スウェーデン）
［7］Oksana Herhel（ウクライナ）
［8］Sakshi Malik（インド）
