※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国内の多くのメディアが報じたところによると、各競技の日本代表選手の練習拠点、東京・味の素トレーニングセンターで、ハンドボールの日本代表選手が宿泊棟の禁煙エリアで喫煙したとして、日本オリンピック委員会(JOC)から処分を受けた。
処分を受けたのは男子の日本代表選手8人で、4月下旬に同所で行われていた合宿中、部屋に吸い殻が入ったペットボトルとタバコの空き箱があったため事情を聴いたところ、ベランダで吸ったことを認めたという。
JOCは26日の選手強化本部常任理事会で、該当8選手に3ヶ月間のトレセン利用禁止処分を科した。同時に、宿泊エリアは全館禁煙となった。
同トレセンでは宿泊棟での喫煙ルール違反が相次いだため、昨年12月にJOCが各競技団体に「2020年東京オリンピックに向けて多くの未成年選手が利用する。火事の心配もある」として、喫煙所以外での禁煙の徹底と、違反者には宿泊施設の利用を制限する罰則の導入を通達していた。