※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
復帰したロシア・チームの元リーダー、ロリッサ・オーザク
2007年に交通事故に遭い、腎臓の1つを摘出するなど選手生命の棄権からはい上がって2008年北京オリンピックに出場したオーザクは、2010年の世界選手権で2位となり、同年の世界選手権で優勝した坂本日登美選手のロンドン・オリンピックでのライバルになる選手だった。
しかし2011年にひざの負傷で同年の世界選手権を欠場。オリンピック出場はかなわなかった。しかし、ブランクのあと、昨年暮れのロシア・オープン選手権で優勝。今回のヤリギン国際大会に出場するという。
同大会には、69kg級にロンドン・オリンピック72kg級優勝のナタリア・ボロベワ、75kg級に2011年世界選手権72kg級2位のキャサリン・ブキナなどロシアの一線級が参加するという。