2015.01.21

欧州V3のロリッサ・オーザク(ロシア)が復帰し53kg級に参加…ヤリギン国際大会

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシア協会のホームページは、1月23~25日にロシア・クラスノヤルスクで行われる「ヤリギン国際大会」に、女子48kg級で欧州選手権3度優勝、世界選手権で2位の実績もあるrロリッサ・オーザク(29歳)が復帰し、53kg級に出場することを報じた。

 2007年に交通事故に遭い、腎臓の1つを摘出するなど選手生命の棄権からはい上がって2008年北京オリンピックに出場したオーザクは、2010年の世界選手権で2位となり、同年の世界選手権で優勝した坂本日登美選手のロンドン・オリンピックでのライバルになる選手だった。

 しかし2011年にひざの負傷で同年の世界選手権を欠場。オリンピック出場はかなわなかった。しかし、ブランクのあと、昨年暮れのロシア・オープン選手権で優勝。今回のヤリギン国際大会に出場するという。

 同大会には、69kg級にロンドン・オリンピック72kg級優勝のナタリア・ボロベワ、75kg級に2011年世界選手権72kg級2位のキャサリン・ブキナなどロシアの一線級が参加するという。