2014.12.20

高額賞金大会「ゴールデン・グランプリ」の大会方式を変更

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界レスリング連盟(UWW)は12月18日、優勝賞金1万ドル(約119万円)という高額賞金大会「ゴールデン・グランプリ」の方式を変更することを発表した。

 同大会はこれまで、各スタイルとも2大会の予選大会を行い、上位選手が世界選手権の1ヶ月半ほど前に行われる決勝大会に出場する方式だった。今後は、予選は行わず、大陸選手権と世界選手権のメダル獲得選手に、ワイルドカード的な選手を加え、世界選手権のあとに1大会が行われる。

 UWWのネナド・ラロビッチ会長(セルビア)は「新しいゴールデン・グランプリは、世界のトップ選手のファイト・スケジュールを考えている。トップ選手に新たな闘いと収入の場を提供する」と、世界トップ選手の新たな闘いの場と説明。「レスリングに新たなエキサイトメントをもたらす。プロモーションと視聴者の増加を予想して賞金を提供していく」と続けた。

 2015年のゴールデン・グランプリ大会は、世界選手権の約2ヵ月半後となる11月27~29日にアゼルバイジャン・バクーで行われる。