※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
UWW初の女性副会長となったナタリア・ヤリギナ(ロシア)
もう一人はアクロルジャン・ルジエフ(ウズベキスタン)で、、勇退した日本協会・福田富昭会長の後任となる。福田前副会長は名誉副会長へ。
ナタリア・ヤリギナは、ロシア協会会長を務めていたイワン・ヤリギン(1998年に交通事故で死亡)の妻で、2000年からロシア・レスリング協会の理事を務めており、現在は副会長。毎年1月に地元のクラスノヤルスクで行われているロシア最高レベルの国際大会「ヤリギン国際大会」を運営している。
アクロルジャン・ルジエフはソ連でトップ級の選手だったが、同世代のソ連にはセルゲイ・ベログラゾフなどの世界トップ選手がいたため。世界選手権などへの出場はない。現在はウズベキスタン協会の副会長で、2012年ロンドン・オリンピックではテクニカル・デレゲードを務めた。
留任した副会長は、アーメット・アイク(トルコ)、ミハイル・マミアシビリ(ロシア)、スタン・ジージェク(米国)。5人のうち2人がロシア人の副会長となった。