※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの全日本選抜チームが7月27日、成田空港発のアエロフロート航空でロシアへ向けて出発した。ソチへ移動し、8月14日まで地元チームと練習を積む。
2012年ロンドン・オリンピック以来の全日本チームの遠征参加となった59kg級の長谷川恒平(福一漁業)は「ロシアの練習内容やレベルを感じ、アジア大会へ向けて何かを得てきたい」と気合十分。ソチはオリンピックの2ヶ月前に練習に行っており、慣れた場所などので特に緊張感などはないもよう。「体力を戻して自分の技術を磨きたい。新ルールでは初のロシア遠征。体力勝負のルールと言われているので、技術を磨くとともに体力強化をはかり、3分でいかに動けるようになるかをを重点に置いてやってきたい」と話した。
参加メンバーは下記の通り。元木康年コーチ(自衛隊)と文田健一郎(日体大)は世界ジュニア選手権(クロアチア)を終えてから合流する。
【コーチ】元木康年(自衛隊)、笹本睦(日本協会アシスタント・コーチ)
【トレーナー】太田暁央(自衛隊)=前半、川崎淳(ハンズコーポレーション)=後半
【選手】
▼59kg級 長谷川恒平(青山学院大職)、倉本一真(自衛隊)、文田健一郎(日体大)
▼75kg級 阪部創(神奈川大)
▼85kg級 岡太一(自衛隊)
▼98kg級 斎川哲克(栃木・足利工高教)