※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロンドン・オリンピックの男子フリースタイル66kg級金メダリスト、米満達弘(自衛隊)が負傷のため、12月21日からの全日本選手権(東京・代々木競技場第2体育館)を棄権することになった。
同選手は、オリンピック以来の復帰戦となる今大会に向けて練習していたが、11月最終週、練習中に右足首を痛め、じん帯損傷と診断された。治療しつつ出場へ向けて調整してきたものの、出場を断念することになった。
今大会は来年の世界選手権(ウズベキスタン)とアジア大会(韓国)の代表選考会を兼ねており、一歩後退した形となったが、同選手は自衛隊を通じて「現段階では来年の世界選手権もアジア大会も考える余裕はない。とにかく治すことに専念したい。リオデジャネイロ・オリンピックを目指す気持ちに変わりはない」とコメントした。