※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
東日本学生秋季新人戦は11月22日、東京・駒沢体育館で男子グレコローマンの決勝までが行われ、春季84kg級2位の与那覇竜太(専大)が96kg級で勝ち、フリースタイルとともに両スタイル96kg級を制覇した。1年生の与那覇は、春季はフリースタイル84kg級で勝っており、2スタイル計4階級のうち、3階級で勝ち、1階級が2位という好成績だった。
10月の全日本大学グレコローマン選手権の60kg級王者の太田忍は同級で、74kg級王者の阪部創(神奈川大)は84kg級でそれぞれ優勝し、大学王者の強さを見せた。太田は昨年の秋季55kg級に続いて、阪部は同74kg級に続いての優勝。
74kg級の中村百次郎(日体大)がフリースタイルに続き、グレコローマンも制した。7階級で日体大が3階級で優勝し、専大が2階級制覇。神奈川大と中大が1階級ずつで勝った。
最優秀選手賞は84kg級優勝の阪部が、優秀選手賞は60kg級優勝の太田が受賞した。
各階級の成績は下記の通り。
《トーナメント表》
男子グレコローマン | 一覧表 | 55kg | 60kg | 66kg | 74kg | 84kg | 96kg | 120kg |
◎男子グレコローマン
▼55kg級 [1]竹下雄貴(日体大)、[2]市岡克利(拓大)、[3]中村倫也(専大)、有延大輝(国士舘大)
▼60kg級 [1]太田忍(日体大)、[2]村上椋(日体大)、[3]山田来哉(日大)、北村侑磨(専大)
▼66kg級 [1]魚住彰吾(専大)、[2]高橋昭五(日体大)、[3]下山田培(日体大)、川瀬克祥(日体大)
▼74kg級 [1]中村百次郎(日体大)、[2]宇野寿倫(日体大)、[3]湯田敬太(拓大)、福井誠(国士舘大)
▼84kg級 [1]阪部創(神奈川大)、[2]長知宏(国士舘大)、[3]宮腰恒(東洋大)、守部克秀(青山学院大)
▼96kg級 [1]与那覇竜太(専大)、[2]鈴木勝一(東洋大)、[3]宮國雄太(国士舘大)、梶原奨太(中大)
▼120kg級 [1]宗信考(中大)、[2]稲垣善之(法大)、[3]佐藤拓真(山梨学院大)、金子乾大郎(青山学院大)
《個人賞》▼最優秀選手賞 阪部創(66kg級=神奈川大)、▼優秀選手賞 太田忍(60kg級=日体大)、▼ゴールデンホイッスル賞 石新一早(日体大)