※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
来日が決まった今年の51kg級世界チャンピオンのスン・ヤナン(青=中国)とスミヤ・エルデネチメグ(モンゴル)=撮影・保高幸子
参加するのは、中国からは今年の世界選手権(ハンガリー)の51kg級を制したスン・ヤナン、昨年の世界女子選手権59kg級で優勝したチャン・ラン、昨年の世界ジュニア選手権72kg級優勝のチョウ・フェンなど。
モンゴルからは、世界選手権の51kg級でスン・ヤナン(前述)と決勝を争って敗れたスミヤ・エルデネチメグ、2010年に59kg級で同国女子初の世界チャンピオンに輝き、今年の世界選手権は63kg級で2位となったバドゥーツェグ・ソルンズンボルド、67kg級と72kg級で世界3位になったナサンブルマー・オチルバトとブルマー・オチルバトら。
韓国からも若手選手を中心とした選手が来日する。
中国とモンゴルは来年3月に東京で予定されているワールドカップの出場資格を得ており、今回来日する選手の参戦が予想されるので、前哨戦ともなりそうだ。
なお、期間中の12月5日(木)~8日(日)には国際レスリング連盟(FILA)のコーチ・クリニックが同所で行われる予定で、日本を含めた4ヶ国の選手も参加し、世界のトップ・コーチからの指導を受ける。