※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
“ワールドカップの欧州版”と言うべき第3回欧州ネイションズ・カップ(団体戦=3スタイル)が11月8日(金)~10日(日)、ロシア・モスクワで行われる。
地元のロシアは、昨年のロンドン・オリンピックのあと休養していた男子フリースタイル55kg級金メダリストのジャマル・オタルスルタノフが60kg級にエントリー。オリンピック後の復帰戦に臨むほか、男子グレコローマンでは同55kg級銅メダルのミンギヤン・セメノフが8月の「ピトランシンスキ国際大会」に続いて60kg級で出場。同84kg級金メダルで今年7月のユニバーシアードでも勝ったアラン・クガエフも出場する。
他に、グルジア、ウクライナ、トルコ、アルメニアからもオリンピックや世界選手権のメダリストが参加。オリンピック後の“休戦”も終えんに近づきつつあることを感じさせる大会となりそう。
大会期間中には欧州連盟の会議が行われ、国際レスリング連盟(FILA)が2016年リオデジャネイロ・オリンピックで実施する新階級(各スタイル6階級)についての話し合いも持たれるという。
参加国は下記の通り。
《男子フリースタイル》ロシア、グルジア、ウクライナ、トルコ、ブルガリア、アルメニア
《男子グレコローマン》ロシア、ブルガリア、グルジア、アゼルバイジャン、トルコ、アルメニア
《女子》ウクライナ、ロシア、ポーランド、ドイツ、ブルガリア、アゼルバイジャン