※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2007年にFILAの殿堂入りを果たしたオダガキ弥生さん
同委員会の委員長は、FILA理事のマリア・ヤクシ・ロディカ氏(トルコ)。副委員長はロシア・レスリング協会の副会長のオマール・ムルタザリエフ氏(男性)が就任した。
メンバーは、オダガキさんのほか、5月のIOC理事会(ロシア)と9月のIOC総会(アルゼンチン)でプレゼンテーターを務めたフランス協会のリセ・レグランド副会長、世界選手権4度優勝のパトリシア・サンダースさん(米国)らの元選手のほか、ウクライナ協会のディナ・カレンコ専務理事、カナダ協会のタマラ・メドウィドスキ専務理事ら総勢11人。ムルタザリエフ副委員長を含め、男性委員が2人加わっている。
IOCへの公約のもうひとつの新設委員会は選手委員会で、先月、キャロル・ヒュン委員長以下のメンバーが決定している。この2委員会を含め、組織改革として新設または分離新設した18の委員会のうち、16の委員会のメンバーが確定した。
残る2委員会は、「トラディショナル・レスリング」と「パンクラチオン&グラップリング」。先月のスポーツ・アコード・コンバット・ゲームズ(ロシア)の最中に話し合いがもたれ、後者は福田富昭・日本協会会長が委員長に就任することが決まっている。現在、最終調整しているものと思われる。
16委員会の委員長、および日本人委員は下記の通り。
Refereeing(審判委員会) | 委員長 | Karri Toivola(フィンランド) |
日本委員 | 斎藤修(日本協会審判委員長) | |
Athletes(選手委員会) | 委員長 | Carol Huynh (カナダ) |
日本委員 | 伊調馨(ALSOK) | |
Coaches(コーチ委員会) | 委員長 | James Scherr(米国) |
日本委員 | 富山英明(日本協会常務理事) | |
Women and Sport(女性スポーツ委員会) | 委員長 | Maria Yaksi Rodica(トルコ) |
日本委員 | 浦野弥生(現姓小田柿=カナダ在住) | |
Technical(技術委員会) | 委員長 | Ahmet Ayik(トルコ) |
副委員長 | 福田富昭(日本協会会長) | |
日本委員 | 久木留毅(専大教) | |
Medical, Prevention et Anti-Doping (メディカル・アンチドーピング委員会) |
委員長 | Michel Dusson(フランス) |
日本委員 | 増島篤(日本協会理事) | |
Marketing and Sponsoring (マーケティング・スポンサー委員会) |
委員長 | Nenad Lalovic(セルビア) |
日本委員 | 土方政和(日本協会常務理事) | |
Hall of Fame and Historical Heritage (殿堂・遺産委員会) |
委員長 | Stan Dziedzic(米国) |
日本委員 | 富山英明(日本協会常務理事) | |
Media(メディア委員会) | 委員長 | Csaba HegedÜS(ハンガリー) |
日本委員 | 樋口郁夫(日本協会広報委員) | |
Sports for All (スポーツ・フォー・オール委員会) |
委員長 | Akhroldjan Ruziev(ウズベキスタン) |
日本委員 | ターニャ古賀 |
(以下、日本人委員はなし)
Beach Wrestling (ビーチレスリング委員会) |
委員長 | Zamel Sayyaf AL shahrani(カタール) |
Technical Assistance and Development (技術支援・育成委員会) |
委員長 | Nenad Lalovic(セルビア) |
Ethical and Legal(法規・倫理委員会) | 委員長 | Matteo Pellicone(イタリア) |
Master Degrees and Promotions (マスター学位委員会) |
委員長 | Michel Dusson(フランス) |
Scientific(科学委員会) | 委員長 | 委員長未定 |
FILA Senator Club(FILA上院クラブ) | 委員長 | Gocha Dzasokhov(ロシア) |