2013.09.01

世界の主要メディアがレスリングの優勢を報じる

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界最大の通信社「AP通信」は、9月7日からアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われる国際オリンピック委員会(IOC)総会を控え、ベテラン記者が2020年大会開催地に「東京」、2020&24年大会の追加競技に「レスリング」、次期会長に「トーマス・バッハ(ドイツ)」を本命と予想した記事を配信した。

 予想では、レスリングが7ヶ月の間に会長交代、ルール変更、組織改革、男女の格差是正などを行って「改革は完了した」とし、レスリングを救うため、考えられもしなく米国とロシア、イランが団結したことも報じて、2020年大会でその地位(実施)を再度勝ち取るとしている。

 会長選挙に立候補するデニス・オズワルドIOC委員(スイス)の「(レスリングの復帰は)疑いない。除外はミステーク。それを直さなければならない」とのコメントも掲載している。

 共同通信は「IOC内ではレスリングを除外候補とした決定が誤りだったとの見方が強く、複数の幹部が『レスリングは残留する』と指摘する」と報じ、国際レスリング連盟(FILA)が慢心することなく改革を続行していることを掲載した。