※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
10月18日(金)~26日(土)にロシア・サンクトペテルブルグで行われる第2回「スポーツアコード・ワールド・コンバット・ゲームズ」のグラップリングGi-92kg級に久能孝徳(チーム太田章=右写真)が推薦で出場することになった。国際レスリング連盟(FILA)から連絡があった。他に、白井正良さんが審判員として参加する。
同大会は、15の格闘競技が実施される総合大会で、2010年に中国・北京で第1回大会が行われ、今回が第2回。行われるのは合気道、ボクシング、フェンシング、柔道、柔術、空手、剣道、キックボクシング、ムエタイ、サンボ、サバット、相撲、テコンドー、中国武術、レスリングの15競技。
レスリングは、第1回大会に続いてグラップリングのGi(道着着用)とNo-Gi(道着なし)、パンクラチオン、女子が行われるほか、男子フリースタイル、男子グレコローマンが加わる。
ノン・オリンピック・スタイルの3種目は今年の世界選手権などが予選で、日本選手は一人も出場資格を取れなかった。今回、久能が2010年世界選手権優勝などの実績を認められて出場することになった。第1回大会にもNo-Gi-90kg級に出場しており5位。
各階級8選手で争われる。オリンピック・スタイルの出場枠はまだ発表されていないが、同大会の公式サイトによると、今年2~3月に行われた各スタイルのワールドカップの成績によって出場資格が与えられるもよう。
2010年の第1回大会は、女子で2位が2選手いたが、ノン・オリンピック・スタイルではメダルがなかった。