菅原ひかり（至学館大）と土性沙羅（至学館大）が優勝…ユニバーシアード／レスリング第４日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　ロシア・カザンで行われているユニバーシアードのレスリング第４日は７月15日、女子３階級が行われ、51kg級の菅原ひかり（至学館大）と67kg級の土性沙羅（至学館大）が優勝した。菅原は初の国際大会優勝。土性は2012年１月のヤリギン国際大会（ロシア）で優勝して以来、４大会ぶりに国際大会での優勝を果たした。

　菅原は１、２回戦を勝ったあと、準決勝で今年の欧州選手権３位のユリア・ブラヒンヤ（ウクライナ）にも勝利。決勝は、今年１月のヤリギン国際大会55kg級３位のスミヤ・エルデネチメグ（モンゴル）を７－２で破った。

　土性は初戦の２回戦で今年のパンアメリカン選手権優勝のステイシー・アナカ（カナダ）を破り、準決勝で昨年の世界選手権72kg級５位のアゼルバイジャン選手を撃破。決勝で４月のアジア選手権優勝のナサンブルマー・オチルバト（モンゴル）に４－３で競り勝った。

　59kg級の伊藤彩香（至学館大）は初戦で今年のワールドカップ代表のアリソン・ラガン（米国）に黒星。敗者復活戦を勝ったものの、３位決定戦で敗れ５位に終わった。

　女子が終了し、日本は３階級を制し、銅メダル１個を取ったが、2005年大会の「金４・銀１・銅１」には及ばなかった。

　各選手の成績は下記の通り。

　◎女子

　【51kg級】菅原ひかり（至学館大）　　 　優勝＝11選手出場
決　 勝　○［７－２］Sumiya Erdenechimeg（モンゴル）
準決勝　○［７－２］Yuliya Blahinya（ウクライナ）
２回戦　 ○［フォール、（9-2）］Diana Mary Helen Ford（カナダ）
１回戦　 ○［Ｔフォール、（7-0）］Anzhela Dorogan（アゼルバイジャン）

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　【59kg級】伊藤彩香（至学館大）　　　　　５位＝14選手出場
３決戦　 ●［３－７］Emese Barka（ハンガリー）
敗復戦　○［フォール、（8-0）］Elizabeth Kate Milovitch-Sera（カナダ）
１回戦　 ●［２－４］Allison Ragan（米国）

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　【67kg級】土性沙羅（至学館大）　　　　優勝＝11選手出場
決　 勝　○［４－３］Nasanburmaa Ochirbat（モンゴル）
準決勝　○［Ｔフォール、（7-0）］Natalya Palamarchuk（アゼルバイジャン）
２回戦　 ○［６－４］Stacie Jillian Anaka（カナダ）
１回戦　 　ＢＹＥ