カナダの日系オリンピアン二世がユニバーシアード代表へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　ユニバーシアード（７月11～16日、ロシア・カザン）のカナダ・男子フリースタイル55kg級に、日系オリンピアンの息子が出場する。

　男子フリースタイル55kg級代表のスティーブン・タカハシ  （右写真）  で、父は1976年モントリオール＆1984年ロサンゼルス両オリンピックに出場したレイ・タカハシ。ロサンゼルス・オリンピックでは３位決定戦で高田裕司・現日本協会専務理事に敗れたものの、４位入賞を果たし、1991年にカナダ・レスリング協会の殿堂入りを果たしている名選手。

　カナダ生まれのカナダ育ちなので、日本の血は流れているものの、日本レスリング界とつながりはない。兄のフィル・タカハシも柔道でロサンゼルス・オリンピックに出場している。

　1992年生まれのスティーブンは、12歳からレスリングを始め、これまでに2011年世界ジュニア選手権出場、同年パンアメリカン大会３位などの成績を挙げている。

　カナダのユニバーシアード代表は下記の通り。男子グレコローマンには出場しない。

　【男子フリースタイル】

▼55kg級　Steven Takahashi＝2012年世界学生選手権５位
▼60kg級　Michael Asselstine＝2013年パンアメリカン選手権７位
▼66kg級　Brian Hutton
▼74kg級　Shawn Daye-Finley
▼84kg級　Jordan Steen＝2011年コモンウエルズ大会６位

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　【女子】

▼48kg級　Natasha Kramble＝2013年パンアメリカン選手権２位
▼51kg級　Diana Ford＝2010年サンキスト国際大会優勝
▼55kg級　Jillian Gallays＝2010年世界選手権８位
▼59kg級　Michelle Fazzari＝2013年ワールドカップ個人優勝
▼63kg級　Danielle Lappage＝2012年世界学生選手権３位
▼67kg級　Stacie Anaka＝2013年パンアメリカン選手権優勝
▼72kg級　Erica Wiebe＝2012年世界学生選手権２位